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伝説のレコードショップは人生の交差点みたいな場所

先日、映画館で『恋人はアンバー』と『アザー・ミュージック』の二本立てで観た。

『恋人はアンバー』が観たくて足を運んだついでに、人生で初めてドキュメンタリー映画を映画館で観た。

レコードショップを起点に語られる人間模様や人々の交流、仕事への取り組み方など、レコードショップの閉店を追うドキュメンタリー中でいろいろなことを考えさせられた。

音楽の知識量がとんでもなく多いプロ集団が働くレコードショップで、音楽初心者の私からしたらそれだけで足を踏み入れるのも躊躇してしまいそうなお店だけど、働く人の音楽愛とかお客さんお店への信頼感とか、レコードショップに限らず、仕事にとって大事なことがたくさん詰まったドキュメンタリーだった。

好きなことを突き詰めるときって人はこんなにも幸せな顔をするんだな、と改めて感じた。

オーナーは"この店のスタッフは普通の会社には馴染めない人ばかりだ"とインタビューに答えていたけれど、自分にとって天職のようなこの店に出会ったスタッフの人たちは幸せだろうな、と思う。

"この仕事が好きだ"と思える、そんな仕事に出会ったら、普通かどうかなんて気にせず、とことん仕事にのめり込む。そんな天職に、私も出会ってみたい。

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