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言語の脳内順位の不思議を感じた話

韓国語を勉強しようと思い立って1年くらいだろうか。

語学教室に行ったり、誰かに教えてもらったりはしてないけど、ラジオやアプリを使った独学でゆるく楽しく好きなように勉強を続けている。

そんな感じだから、すごく話せるようになるとかそんなこともないし、なんだったら韓国語を話す場面もないので会話をしたことすらない。

でも、日本語と近い言語だと言われるだけあって、単語や簡単な会話フレーズはスイスイ頭に入ってくる部分もあるので、脳内の外国語順位が一部だけ異常に高かったりする。

台湾に来て数日経ち、一応もともと中国語はある程度話せる状態で来たのでちょっとした会話なら問題なく対応できる。

そんな感じなので私の脳内の言語ピラミッドは、
1位:日本語(母語)
2位:中国語
3位:英語(義務教育レベル)
4位:その他趣味で覚えた外国語(韓国語含む)
くらいな感じだろうと思っていた。

なんだけど、どういうわけか1位と2位の間に急に韓国語が割り込んでくる瞬間がある。(あくまで単語単位の話なので、韓国語が話せるわけではありませんが…)

タクシーに乗った時、私が日本人だと気づいたドライバーさんが「娘が日本に留学してるんだよ」って話を振ってくれたので、「本当ですか?いいですね」と言いたかったのに、「本当?」の部分だけ急に韓国語が飛び出してきて自分でびっくりした。自分の口から韓国語が出た瞬間「なんでだよ!」と突っ込みたくなったし、多分、誰かに向かって韓国語を発したのは初めてだと思う。

外国語を話そうとすると、その時自分にとって一番上位にある言語(母語をのぞく)が出てくるものだと思っていた。中国語を始めたばかりの頃は、たいしてできない英語でも、そっちの方がまだ話せたのでたくさん英語が出てきた。

今は外国語の中では中国語が一番得意だから他の言語は出てくることはないかと思ってたのに、まさかの割り込み韓国語。

言語って勉強して実践してが一番大事ではあるけど、母語との相性によっても差身に付き方に差が出るんだと実感した。

以上、言語のちょっとした不思議体験でした。


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