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空港でイッツ・ア・スモールワールドを感じた話

3連休の初日、台湾に遊びに来る母を空港まで迎えに行った。

母が乗った飛行機の30分くらい前に韓国からの飛行機が到着していて、私が到着ロビーに着いた時には、ロビーが韓国語であふれていた。

最近もゆるっと韓国語の勉強を続けているので、リスニングの機会だ!と思って、知ってる単語を拾いつつ、韓国からの観光客の人の会話をなんとなく聞きながら母の到着を待つ。

ツナおにぎりの話してるなーとか、
台湾初めてですか?とか、
天気の話してるなーとか、

聞き取れる単語がちょっと増えてきたな、なんて勝手に満足しながら待つこと数分。

韓国からの観光客の人たちが出発して少ししたら、次は日本からの観光客の人が到着ロビーに集まってくる。人数はさほど変わらないのに、日本人観光客が集まってきてから、到着ロビーがやけに静か。

みんな会話はしてるのに、どういうわけかあまり声が聞こえてこない。さっきは聞こうとしなくてもリスニングできるくらい声が聞こえてきてたのに、単語すら聞き取れない。

そう言えば、到着ロビーの自動ドアから歩いてくるスピードも心なしかゆっくりな気がする。さっきの韓国便の時はみんなスタスタ歩いてたのに。

日本人って大人しいとか、韓国人ってせっかちとか、国民性あるあるみたいな話を聞くことはよくあるけど、こんなにしっかり特徴が出ることってあるんだなと思ったら、なんだかおもしろくて1人でニヤニヤしてしまった。多分ちょっと怪しい人だったと思う。

30分単位で切り替わる空港の到着ロビーで感じる日本と韓国の特徴の違いがちょっと新鮮だったし、空港ってイッツ・ア・スモールワールドくらい世界が凝縮されていて楽しい場所だなと改めて思った。

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