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海外生活初期ってRPGの主人公みたい

台湾に引っ越して生活も仕事も友達も、とにかくいろいろなことが一気にゼロからのスタートになった。

日本にいれば、転職しても、多少引っ越しをしても大体近くに友達がいたし、生活の道具も今まで持っている物を使えば済むし、まったくのゼロスタートに立たされることはほとんどない。

でも海外に行く場合、持っていく物には限度があるし、友達にも簡単には会えなくなる。

現地の友達は1人、仕事は異業種、台湾で開設した銀行口座は残金ゼロ。生活道具はベッド、テレビ、冷蔵庫、タンス、洗濯機。何もないところから徐々に物を増やし、人間関係を作り、お金も貯める。この感じ、RPGみたい。ポケモンの主人公が、ポケモン1匹と、リュックとモンスターボールをもらって旅に出たり、牧場物語でゼロから生活するあの感じ。

なんて、のんきに思ったりしたけど、残金ゼロからの生活は結構スリリングだ。

厳密には日本で仕事をしていたから使えるお金はあるにはあるけど、円安だしできれば台湾元で生活したい、と思って必要な初期費用くらいしか換金していなかったから、最初の給料日までドキドキだった。

とりあえず、家賃が払えて毎日ご飯を食べられてるので、初期としては上々ということにしている。

もう少しお金の使い方とか生活リズムとかを作ったら、きっと気持ちの余裕もできるから、人間関係も広げられるかな。あまり外交的なタイプではないけど、波長の合う友達ができたらいいな。

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