物理的距離とココロの距離
頻繁に顔を合わせていた人と急に会わなくなったり、今まで会わなかった人と頻繁に会うようになったり、人との関わり方はその時々によってさまざまに変化する。
留学していた時、当然、日本にいる時より両親に会う回数は減った。
電話はしていたけど、なかなか会わないなら話す時くらい優しくなりたいし、会っていない時間に相手の心配をしたりもする。たまに会えば、ちゃんと会話しないといけない気がするし、会える時間を大事にしようとも思う。
子供の頃から、割と両親の言うことに口答えすることは少なかった。でも、納得いかないことや、意志にそぐわないことを言われたら、その場では一応聞き入れて、その後、本当に納得していないことは何も言わずに聞き流していた。
そんな昔の自分を思い出し、離れている方が関係性は上手くいっているなと思ったし、自分の中での心理的距離を近くに保てていた気がする。
物理的に近くにいた時は心理的距離があって、遠くにいれば心理的距離は縮まる。
人の関係はいろいろだけど、物理的距離が遠いほうが穏やかな関係性を築けることもあるんだと、この時に学んだ。
物理的距離と心理的距離は単純に比例するものじゃなんですよね。
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