文章を書くと起きるちょっといいこと

文章を書くと頭の中がすっきりと整理されて、落ち着いて自分の気持ちと向き合うことができる気がする。

心の中でモヤモヤしていることも、ちょっとイライラしていることも、文章にして言語化してしまえば案外なんてことないようなことだったりする。

イライラとかモヤモヤとかって自分の感情なんだけど、その理由は自分でもよく分かっていないことが多い。今、イライラしている。今、モヤモヤしている。だから、解消するならその感情に直接アプローチして解消しようとしてしまう。

だけど、イライラするから楽しいことをして気分を紛らわせる。モヤモヤするから癒されることをする。そうやって解消しても、実は根本的には何も解消してなくて、ただ気持ちをそらせているだけ。

だから、気持ちをリセットする意味でも文字にして客観的に眺めることによって、自分の感情の理由が見えて冷静に気持ちと向き合うことができる。

書き出して整理して、ToDoリストを作るように自分の中で解消したい気持ちを可視化して、どこから手を付けるかを決めていくと、穏やかになれる気がする。

子供の頃、母親から日記を書けと言われ続けていた意味が、ようやく分かった気がする。当時は日記なんて書きたくなくて、３年日記とか買ってもらっても、１か月も続かなかったけど、今なら日記のよさが身に染みて分かる。

１行日記でもいいから書く。
書くことって、思っている以上に気持ちがいいことだと思う。