自分を知る~経験の棚卸し
前回のnoteでは「自分を知る」と題して「自己分析のWILL・CAN・MUST」についてお話ししました。
今回は「自分を知る」の第2弾、「経験の棚卸し」についてお話ししていきます。
経験の棚卸しとは
「棚卸し」を辞書で引くとこう書いてあります。
棚卸し
決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。資産評価を含めていう場合もある。
デジタル大辞泉
こういった意味を持つ「棚卸し」を「自分の経験」に対して行っていくのが「経験の棚卸し」です。
棚卸しを行うことで自分自身を深く知ることがでるのです。
「これから」を歩んでいくとき、突然の出来事や予期せぬ出来事が起こりがち。そんなとき自分を理解していることは何よりも重要。セカンドキャリアを踏み出すには必須のことです。
ただし、ここで言う「経験」とは「仕事上の経験」に限ったことではありません。
あなたがこれまで生きてきて経験したこと…仕事・実績・人との出会い・趣味・成功・失敗・挫折・後悔などなど…その全てがキャリアなのです。
特にセカンドキャリを考える場合は「経験=仕事」に固執しないことが重要。
なぜなら、セカンドキャリアを考えていくときには仕事以外の経験にヒントが隠されていることが多いからです。
「これから」の人生を豊かにしていくのは何も仕事ばかりではない。
経験の棚卸しをして自分の「これから」を豊かにするものを見つける。セカンドキャリアを踏み出すにはこの視点が最も大切です。
この視点を必ず頭に置いて下さい。
「これから」についての参考記事です。読んでみて下さい。
棚卸しの方法
「経験の棚卸し」はどのようにすればいいのか?…ここでは簡単にできる3つの方法をお伝えします。
① 紙に書き出す
② 人に話す
③ 人に聴く
紙に書き出す
自分自身がこれまで経験したことを思い出すまま紙に書き出していって下さい。紙でなくてもPC上でOKです。時間がかかっても構いません。ゆっくりじっくり書き出して下さい。
ある程度書き出したら、時系列に並べ変えて下さい。経験や出会いの前後がハッキリすると忘れていたことを思い出したりするものです。新たに付け加えて下さい。
人に話す
身近な人に経験してきたことを話して下さい。自分自身を語ることで自分の意外な一面に気づいたりするものです。人に話すことで経験を整理することにも役立ちます。
家族やパートナー、親友や先輩…探してみて下さい。どうしても難しいと思う方は、メールやSNSを活用するのもひとつの方法です。気恥ずかしさが緩和されます。
人に聴く
親しい人にあなた自身のことを聴いてみて下さい。自分自身を客観的に知ることができます。そのギャップに驚かれるかもしれません。
人に聴いたことと自分で書き出したものを比べてみるのも大変効果的です。気づかなかっことが分かると共に、改めて納得する部分もあるでしょう。しっかりと見つめて下さい。
今回は「経験の棚卸し」についてお話ししました。自分を知る方法としてぜひ試してみて下さい。
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