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傷つくのが怖かった私。実は寂しいんじゃなくて癒されたいだけ。諦めそうな私へのお手紙。

傷つくの、怖いよね。


今まで散々きずついて、無理して、たくさん転んできたのに、これからも転んで起き上がって生きていかなくちゃいけない。


怖いよね。
また転んだら、痛いもん。


それでも転んじゃう。
だって、たくさん転んでやっといろんなことができるようになるから。


怖がってたら何もできなくなっちゃう。


それでもいい。
何もできなくたって、いい。


そう言ってる時の私は、すごくつまらなさそうだ。
不機嫌極まれり。


いろんなことができるようになりたくないわけない。


やりたいに決まってるじゃん。


なら、やろうよ。


…。


声、届かなかったもんね。

何回言っても、何度も心で叫んでも、誰も聞いてくれやしなかった。

嘘つき呼ばわり。
悪い子呼ばわり。

何したって、もう、無理だよ...。
誰もみてくれないし聞いてもくれないし何したってしょうがないよ...。
もういいんだよ...。これで...。


自分に嘘ついてるってわかってるんだ。
やりたくないさ!出来損ないなんて思い込み捨てたいさ!

何十万、何十時間、何百回向き合ってもまだ変わんない。
この無価値感。
苦しい。

この呪いを解こうとしてるのに。
もう、私の人生を歩ませてよ...。
あなた方の呪いのことなんか忘れて、私の人生を歩ませてよ...。
お願いだから...。
もう嫌だよ...。
きついよ...。


そうやって、あたかも寂しがり屋さんのように寂しさが湧き出てくる。
寂しいんじゃない。
この、毎日の葛藤からくる苦痛を和らげたいだけなんだ。
愛情で、溶かしたいんだ。
このこわばってガチガチの心をさ。


あぁ。私は寂しがり屋と思ってたんだけどな。
全然違った。
前に進むための、癒しが欲しかったんだ。
たっくさん癒して、終わらせたかったんだ。
無価値感と限りなく低い自己肯定感との葛藤を。


自分を自分で居させてあげる。
簡単なようで、私にはものすごく大変に感じてきていたけれど、最近は案外簡単にふわっと私の魂に着地することができてる。
私だけをみる時間をたっくさんつくってあげてるから。


他の人が私をみなかったのかもしれない。誰からも大切にされないと感じて、大切にすることをやめたのは他でもない私なんだ。
私の心を見向きもしなかったのは、私なんだ。

そうするしかなかったんだ。

それほど痛かったから。

痛くて痛くて痛かった。


そんな痛み、ないものにした方がいいに決まってるじゃん。
触れなければ、案外痛くない。感じてるものに蓋しちゃえば、案外痛くない。


そうやって、ものすごく痛がってる私を無視してきた。
私を守るために。


でも。違ったんだ。
守りたい気持ちは今でも変わらないけれど、やり方が違ったんだよ。


感じなければないものになる。
そんなこと、全然なくて。
むしろ、感じるから忘れられるのに。


私は今、私が私を無視した感覚たちを感じ直すことに時間を費やしてるよ。


私が、私を癒して、終わらせてあげるからね。
大丈夫だよ。
ちゃんと終わるから。きっと、終わるから。

私は、諦める気、ないから。

私が私に向き合うことに疲れたって、私の私を救いたい気持ちは消えないから。
消えたと思い込んだとしても、ずっとそばにいるから。


大好きな私へ。

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