出会いの場に参戦　〜彼に出会うまであと10ヶ月〜

元カレマニアな私もおじさん頼みの復縁ばかりではさすがに辛すぎて、新たな出会いに目を向けてみようと思い立ちました。

少人数が好きな私。

30代中頃になると、飲み会のお誘いも減ります。

社会人サークルなんてものは、お喋りなくせに心の中で人見知りをする私にとって、かなり敷居が高い。

でも何か変化が欲しい。

と葛藤する中、会社の先輩の知り合いのが開催するカラオケ会に誘われて、大いに参加を迷いました。

そのカラオケ会は、暇な大人が昼間からカラオケボックスに集まり、飲食を楽しみながら、ひたすら歌う会。

せっかくだからと行く事を決めましたが、やはり当日、緊張でお腹が痛くなる弱い私。

場所は新宿、先輩とお茶してから行こうと話してるときもソワソワ。

5歳くらい年上の先輩も最近、近所のおばさまの紹介でお見合いをしているそうで、お付き合い候補が3人くらいいるとのことで驚き！

バレンタインには3人ともにチョコをあげたというアクティブさ。

婚活には掛け持ちが必要なんだなと気付いて、婚活のハードさを知りました。

もちろん不器用な私にはできないなともすぐ気付いて、尻込みです。

肝心のカラオケ会は、

①アニソン部屋

②昭和ソング部屋

③平成ソング部屋

となっていて、好きな部屋に行って良いとのことでしたが、男女比率の関係から、平成ソング部屋で　trf の　boy meets girl を歌い先輩楽しんでいたのに、昭和ソング部屋に連行されて、酒臭いお兄さんA Bたちに囲まれちゃいました。

お兄さんたちは、塾講師をされていて、普段出会いが全くないとのこと。

主催者の方の知り合いで、カラオケ大会は何度か参加しているようで、手慣れてました。

休日の独り身が寂しいのか、お酒が昼間からすすんじゃうようで、部屋全体がアルコール臭くて、お酒がそんなに強くない私としては、すぐギブアップ。

そんな私に気づかず、お兄さんAは仕事や住まいなどをガンガン聞いてきます。

たまらず、お手洗いに行くも、戻らないわけにも行かず…お兄さんAの隣しか空いていません。

お兄さんBもかなり酔っていて、途中歌詞を忘れて笑ってます。

そこに二十歳そこそこの歌の上手な青年が現れ、美空ひばりを熱唱。

もう一曲お願いしたいと思ったら、他の部屋で歌おうと誘われていて、残ったのは私と先輩お兄さん2人。

お兄さんたち、恐らく一回りは年上で、悪い人ではなさそうですが、とても次につなげたいとも思えず…困っていたら、終了のお時間。

このカラオケ会は、最後にサライを歌って終わるとのことで、見知らぬ人と肩を組んでサライを熱唱。

酔っ払いお兄さんAが隣で、肩を組みたくなくて泣きそうになる…

肩を組めずにいたら、さすがに酔っ払い兄さんも気づいたようで、離れてくれました。

あとで気づいたけど、体臭とお酒臭さが混ざって、限界でした。

その後、主催者さんに連絡先を交換しようと言われ交換し、何度もお誘いをいただくのでした。

主催者さんは相当カラオケがお好きなようで、私も気に入られたようでした。

全く話をしなかった他の主催者さんからも、挨拶をしたいと連絡をもらうも、お赤坂でのお花見会とかバーベキューとか色んなお誘いを全てお断りしたら、音信不通になって安心。

一度も会ったことない人に誘われて大勢の飲み会に行く勇気は私にはありません。

今回のカラオケ会の趣旨はみんなで楽しくカラオケをし、あわよくば出会いがあったらいいなというものらしいのですが、既婚者もいたようで、変な出会いならお断りと感じました。

基本的に心の中で人見知りなので、大勢は苦手だと痛感しました。

いい出会いが簡単にあるとは思わないけど、出会いの場の帰りは本当に虚しいんですよね。

婚活は長丁場だから、自分に合った方法を見つけるために、無理をしてはいけないですね。

楽しむくらいの余裕と、虚しさに負けない心の強さと仲間が必要だしと感じた春でした。

彼に出会うまで、あと約10ヶ月。

がんばれ私。