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ワンストップとか、言ってる場合ではなくて、今の時代に合わないと思うなど

今宵は大名古屋不動産会へ参加してまいりました。今回も50人を超える参加者があり、盛会でした。不動産関係者が大勢集まり、情報交換だけでなく、ビジネスパートナーが次々とつながる有意義な交流会です。

常々申し上げているように私は、アンチ・ワンストップの考えでいます。少子高齢化の進むわが国において、あらゆる市場が縮小していく中で、ブロック経済なんかやっている場合ではありません。多くの人とつながり、かかわる人たちがみんなでお互いの仕事を生み出していくことに価値があります。

不動産の分野をとっても、それぞれに専門が異なり、単独で入口から出口まですることは難しく、非効率です。強いところでシェアするほうが、より質の高い仕事ができますし、そこで培った人間関係をもとに、次の仕事の機会を創っていくのです。実際に、交流会に参加されていた人たちも、どんどんつながって仕事を一緒にされていました。

私ども中小零細企業は、大手企業には資本力も情報量もまるで太刀打ちできません。同じ土俵で戦う必要はなくて、そもそもマーケットが異なるのですから、真似する必要すらありません。もっとも、いくら専門家を横に並べたところで、ワンストップにはなりません。

お客様の依頼に応じて、その時々に適切なプロジェクトチームをすみやかに組成できる企画力こそ、求められていると考えます。いっしょに良い仕事ができる仲間と、出会い続けたいものですね。

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野田啓紀@よく食べる司法書士
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