【雑記】思い出を詰める、寂しさと共に

いよいよ昨日からニート期間が始まった。出国まであと19日。家を引き払うまであと11日。夫氏は家を引き払う2日前まで働くので、せっせと一人で荷造りをしている。

捨てるもの、譲るもの、持っていくもの。色々な思いを抱えながら、右、左、右、左、とものを振り分けていくのは、とっても気持ちいい。意外と捨て魔かもしれない、と思った。

昨日はニート1日目かつ夫が京都出張に旅立ってしまったので、悲しみと哀しみを抱えて18時ごろまで寝たり起きたりを繰り返した。こういう過ごし方をしても、「自分はダメなやつだ」と思わなくなった。数日すれば、寝たきりにも飽きて、動き出すことを
私は知っている。案の定、今日の昼頃には起きたくなって、家の片付けをした。一人で頑張ったご褒美に、一駅先のバルで一人ビールを飲んだ。

本当は朝7時に起きてランニングして、朝カフェして作業して、午後帰ってきて荷造りして、夕方散歩してシャワー浴びて夕飯、23時には就寝、みたいな過ごし方をしたい。けど、いきなりそんな”私！！！生産性高いでしょ！！！”という過ごし方はできない。ダラダラできる時にダラダラしたっていいじゃないか。こう思えるようになったのは、ここ数年カウンセリングに通った賜物だよなぁ。

生産性のない時間=他の人は何かしているのに、私は何もしていない時間 を過ごすと、罪悪感を感じ始めるようになったのはいつからなんだろうな。本を読みたいけど、本を買ったり手元に置いていたりすると、いつまでも荷造りが進まないので我慢（図書館に行けばいいのか、、、）。その代わり、ドラマをみて他人の物語を摂取しようかしら。

一人で過ごすには1日は長すぎるなあ。会社の先輩から、「久々のニート期間、産休・育休の練習になるね！」と言われたけど、こんな日々がずっと続くのかあという感じ。日々の雑談先が夫しかいなくなってしまうのは辛いね。母親はこんな日々を何年も続けていたのだろうか。不思議な気持ち。今はSNSもあるので、良くも悪くも孤独が紛れるのかもなあ。一人でいても寂しくない、ってどういう感覚なんだろう。私はいつも寂しい。