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誰しもが苦しむ怪我を予防しよう

こんにちは!長崎大学陸上部4年の松瀬光希です。小学校から中学校までは野球をしてて、陸上競技は、高校生から始めました。現在は、足の怪我の影響で本練習には参加できていませんが、8月中の復帰を目指して日々練習に努めています。そんな自分だからこそ、みんなに伝えることができると思ったのが今回の記事の内容です。それが、

「怪我対策」

です。私自身も今まで怪我に苦しめられてきました…骨折は今まで5回、オスグッド、手術1回と散々怪我をしてきました。(上の写真が手術した時の写真です。この怪我で3年の高校総体は出れませんでした。)このように怪我によって今まで頑張ってきたことが無駄になってしまうと辛いですよね…そのためにも怪我に対する予防の意識をさらに高めておくことが必要です!こんなことになってほしくない!
まず、長距離走は他のスポーツに比べて、比較的小さい力が何回も加わることによって、ダメージが蓄積することで怪我につながることや、オーバーワークで怪我につながることが多いです。多分、このことは長距離を走る人なら誰でも知っていることだと思います。でも、速くなるためには練習をよりしないといけないし、練習の重度を上げる必要があります。このバランスがすごく難しいなと感じている人も多いのではないでしょうか…しかも調子がいい時ほどもっと練習をしてしまって、怪我につながるというケースも多いです。(自分はまさにこれ)
このバランスを保っていくためには…

「違和感を重要視すること」

練習中や練習の後になんか足が張ってるな、筋肉痛とは違うなと思ったことはないでしょうか。この時にみなさんはどう対処していますか?
・とりあえず今日の練習はやってしまおう。
・痛くはないから明日には治るかな。
と私は考えていました。今考えてみるとこの時の判断が怪我につながるか、違和感で終わるかの大きな境目だったと思います。この「違和感」というのは、言い換えれば怪我の「予兆」です!この予兆をただの軽い症状と捉えるのか、大怪我の入口と捉えるのか…私は前者で考えてしまいました。その結果今に至ります。みんなにはこうなってほしくないため、もう充分承知だと思いますが、この違和感をに対して真剣に向き合って欲しいです。

練習と休養と食事のバランス

練習で積み重なったダメージは次の日になるべく持ち越さないことが、怪我のリスクを下げることにつながります。そのために必要なのが、睡眠と食事です。食事は長崎大学の陸上部でもマネージャーさんの指導のもと対策を行なっています。では、睡眠はどうでしょうか。大学生は、課題やバイト、飲み会など、生活のリズムを崩そうとする悪魔がたくさん潜んでいます。国政の調査によると、大学生の平均就寝時間は、0時31分と言われています。私たちは朝練をするので、6時に起きるとすると、睡眠時間は約5時間半しかないことになります。睡眠時間が8時間を切ると、怪我のリスクが、1.7倍になるというデータもあります。寝る時間を確保する工夫を今のうちからしておくことが必要そうです。そして、同じくらい大切なことがあります。それが、

睡眠の質を上げること

睡眠時間が長くても疲れが取れていないことありませんか?その原因の一つとして考えられるのが睡眠の質の低下です。では、睡眠の質を上げるとはどういうことなのか。

食事のタイミング

消化に時間がかかるステーキや天ぷらなどを睡眠の前に食べてしまうと、例えば、8時間睡眠をしても4時間ぐらいは消化をするために胃が働きっぱなしになるため、体が休んでいるという状況にはなりません。そのため、食事を取るタイミングを睡眠前に消化が終わるような食事を選ぶことや消化に良いものを睡眠前に食べるなどの工夫が必要です。私も、寝る前にカップラーメンやアイスを食べるのはやめようと思います。

夏に入って気温が高くなる中練習はハードになっていきます。その分練習に耐える体づくりを同時にしていくことが求められると考えます。日頃の食事から睡眠まで全てが陸上につながるという意識を持って頑張りましょう。

ここまで見てくださってありがとうございました。次は、佐北のスピードスター(西川勝彦)さんお願いします。


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