ワーキングホリデーでアイルランドへ

筆者は1年間ワーキングホリデーの制度を利用してアイルランドに滞在しました。この記事を書こうと思ったきっかけは、準備をする中で圧倒的にアイルランドの情報量が少なく苦労したからです。そして事前の準備がどれだけ大事か身に染みて感じたので、これからワーキングホリデー制度でアイルランドに行こうと考えてる方にお役に立てれば幸いです。


ワーキングホリデー制度について

日本国籍で18~30歳までの人が、海外で一定期間(1年間)休暇や就労が認められる制度。

条件を満たせばビザの発行期限内で長期滞在ができたり働くことができる自由度の高い制度になってます。


なぜワーキングホリデー制度を使ったのか

一番は海外で生活してみたいという憧れを昔から持っていたからです。筆者は英語が話せるかといえば正直話せません。しかし今までの経験で相手の言ってることは理解できます。この制度は特に難しい基準はなく、一定の条件を満たせば滞在可能になる制度だったので利用しました。


なぜアイルランドに行ったのか

ワーキングホリデーといえばカナダ・オーストラリアが人気ですが、わたしの場合映画を見るのが好きで、特に中世ヨーロッパの雰囲気を実際にみてみたいと思ったからです。ヨーロッパの中で公用語が英語という条件で調べるとイギリスかアイルランドになるので、行ったことのないアイルランドを選びました。また知り合いでアイルランドにワーキングホリデーへ行った人がおり、ネットの情報だけでは得られなかった具体的な情報を手に入れることができ現地での生活がイメージできたからです。


メリット

・自然豊かで過ごしやすい

・アイルランド人は親切な人がとっても多い

・ヨーロッパを周遊できる

・治安が良い

・英語の勉強ができる

・時給が高い


デメリット

・都会が好きな方には物足りない

・物価が高い

・交通公共機関があまり充実してない

・賃貸を借りるのが難しい

・仕事探しも難しい


アイルランドでの生活

ざっくりわたしカレンダー

3月中旬

~5月末まで   ホテルのレストランウェイトレスで働く

~7月中旬まで  ヨーロッパ周遊

~9月中旬まで  コーク近くのアイリッシュファミリーの家にホームステイ

~10月まで   ヨーロッパ周遊

~12月中旬まで ダブリン郊外のアイリッシュファミリーの家にホームステイ

~1月まで    ヨーロッパ周遊

~3月まで    ダブリン郊外のアイリッシュファミリーの家にホームステイ

~5月まで    ヨーロッパ周遊


ワーキングホリデービザを利用して海外に滞在する人の目的は様々ですが、筆者は目的であったヨーロッパ周遊・海外での生活ができとても満足した1年となりました。30歳目前という決断ではあったものの、思い立って行ったわけではなく事前準備をしていたおかげで満足のいく経験ができたと考えております。

アイルランドは牛や馬、羊などの動物もたくさんおり自然豊かな国です。寒い国と思われがちですが気候は平均5~15度と過ごしやすいです。季節はあるものの気候の差がそれほどなく、個人的には日本の冬の方が寒いと感じました。ただ夏はストーブが必要な時もあるくらい朝晩と冷え込みます。
大きさは日本の北海道ぐらいの規模で首都のダブリンもそれほど大きくありません。東京や大阪など大都市にいてた人からすると物足りなく感じてしまうかもしれません。
人口はそれほど多くないですが、近年ワーキングホリデーなどの海外から人口が増えて住居が見つかりにくくなっています。住居探しについて何人かに話を聞いたところ語学学校で紹介してもらったホストファミリーにお願いして延長してもらってた人や、Air BnBなどを利用して滞在していた人がほとんどでした。ダブリンに住もうと思うと1ヶ月の家賃相場は安くて€700からで、大きさはキッチンやバスルームがシェアで、プライベートはベットルームのみです。日本円にすると12万円くらいで、関西だと1LDK借りられちゃいます。
2023年の最低賃金は€11.3だったのでフルタイムで€1,500~1,800/月ぐらいのイメージです。ただ仕事もなかなか見つかりにくいのが現状です。
筆者の場合は海外で働く経験がしてみたいと思ったものの田舎のホームステイが多かったので、それほど滞在費をかけず存分に一人時間を楽しみました。
アイルランド国内の交通公共機関は主にバスです。国際免許を取得して行きましたがほとんどの車がミッション車のため運転はしていません。ちなみにヨーロッパはどこの国もミッション車が多いです。



語学力について

海外に行く目的によって変わってくるかと思いますが、語学力はあればあるほど有利です。アイルランドで出会った日本人は、ワーキングホリデー制度を使用するのが2カ国目であったり海外留学経験者など英語が堪能な人が多いように感じました。筆者はあまり英語を話すことができませんが、海外で生活するだけならなくても問題ありません。行ってみて感じたことは日本にいるうちにある程度勉強することをおすすめします。



行った後の変化

メンタルが強くなり、何事にも挑戦するのに躊躇することがなくなりました。海外での生活や旅行はトラブルの連続です。問題解決の能力は格段にアップしたといえます。さらに物事に対する視野が広がりました。様々な国の人たちと話すことで日本では当たり前と小さな考え方にとらわれず、様々な角度で物事を考えられるようになりました。



おわりに

アイルランドでのワーキングホリデーの個人的な主観による感想です。具体的な内容については少しづつ記事にしていこうと考えております。何かご質問あれば気軽にどうぞ。

最後までお読みになってくださりありがとうございます。


追記

アイルランドで生活している時、若者がワーキングホリデービザで海外へ出稼ぎという記事を見ました。簡単に要約すると英語の勉強ができて稼げるなんて最高という内容でした。少しでも興味のある方々の参考になれば嬉しいです。

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