大学生インターンの「グローバルフェスタ」体験記。
こんにちは!JVC広報インターンの沓掛里美です。
今日は、9月30日〜10月1日に行われた「グローバルフェスタ」に参加した時の様子をお伝えします!
グローバルフェスタ(正式名称:「グローバルフェスタJAPAN 2023」)は国内最大の国際協力イベントで、政府機関や大使館、国際機関、NPO/NGO、民間企業など、様々なアクターが一堂に会します。東京国際フォーラムの会場に130を超える団体が出展し、活動紹介や物品販売などを行いました。
JVCは、ポスターを通じての活動紹介・パレスチナ雑貨の販売のほか、パレスチナ刺繍やイエメンの「ハドラマウト座り」(詳しくはこちらの記事をご覧ください)の体験などで出展しました。
(私も開場前にパレスチナ刺繍を体験させていただきました。子どもの頃に祖母の家でよくやっていたクロスステッチそのもので、とても懐かしかったです。和やかに刺繍に没頭していたその時は、1週間も経たないうちにガザでこれほど激しい戦闘が始まるとは考えてもいませんでした。)
私は二日目の10月1日に、JVCのブースのスタッフとしてイベントに参加しました。
ブースの前を通りかかる人たちに声をかけ、ブースに立ち寄ってもらうことが主な役割で、初めは大きな声を出して呼び込みをするのに抵抗がありましたが、すぐに慣れました。
呼び込みに応えてくださる方の中には、通りがかりにチラシを受け取ってくれる方、SNSのアカウントをフォローしてくれる方、情報収集をしにきた学生や教員など様々な方がおられました。もちろん、体験をやりたいという方もおられ、世代も中高生や若者、親子連れ、中高年など様々です。
これだけたくさんの方々が国際協力に興味を持ってわざわざ会場まで出向いてくださっていることを、とても心強く感じました。
印象的だったのは、スタッフの知り合いや以前からの関係者らしき方がたくさんいらっしゃったことです。「最近のJVCはどう?」と聞かれたり、「カレンダー販売がなくなって(詳しくはこちらの記事をご覧ください)寂しい」と言われたりもしました。
JVCは昔からたくさんの方との関わり合いによって成り立ってきたのだということを強く感じました。
様々な興味・関心を持つ方がブースを訪れる中で、相手が何を求めていて、JVCへの関心を少しでも深めてもらうためにはどうしたら良いかということを考えながら対応しました。ポストカードを受け取った方が嬉しそうにされていたり、お話ししたことが相手の役に立ったと感じたりしたときは嬉しかったです。
今後社会人になった時にも役に立つ経験をできたのではないかと思います。
一方、JVCの昔からの関係者や国際協力の世界に詳しい人も少なからずいる中、きちんとした説明をするためには、自分自身がJVCについてよく分かっている必要があると感じました。5月中旬からインターンを続けてきた成果もあってか、うまくお話しできたときには達成感がありましたし、他者に説明することで私自身のJVCに対する理解も深まりました。
また、担当外の時間に私自身も会場を回り、他団体の話を聞きに行きました。たくさんのブースを訪れる中で、将来はNGOで働きたいという思いが再燃しました。また、NGOと一口に言っても各団体が様々な分野でそれぞれのスタンスを持って活動しており、自分にとって非常に興味のあるところやあまり興味のないところなども分かってきました。私自身の志向に対する理解も深まり、今後のキャリアを考える上でとても有意義な時間でした。
方法は違えど同じ「国際協力」という目標を共有する、たくさんの人たちと出会いお話しすることができて、本当に楽しい1日になりました。
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