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新郎として「披露宴DX」に挑戦してきました

こんにちは。
つい先日の事ですが、結婚式および披露宴を執り行わせて頂きました。
やってみて分かった事ですが、とても幸せなイベントですね。両親兄弟や親族、友人、これまで出会った全ての人へ感謝する機会となりました。

さて今回は、披露宴で新郎(私)が実践した取り組みを勝手ながら紹介させていただきます。希望する人は1000人に1人かもしれませんが、もしニーズがあれば是非ご連絡いただければとも思っています!

ここでの「DX」とは「デジタル技術の活用による顧客体験の変革」程度の意味で捉えていただけますと幸いです。流行りの言葉を使っているだけの節がある点ご容赦ください。
補足です

以下、本文です。

・披露宴に対して感じていたこと

さて披露宴において私にはいくつかの課題感、ニーズがありました。それは、、

  • コロナ禍で呼べる人数が非常に限定される..!!

  • 同様にコロナ禍で、生余興が実施しづらい

  • 流れている曲の背景や、懐かしい写真をじっくりと知りたい

ということ。

できることなら大切な友人は全員呼びたい、だけど難しい。そんな状況でした。
緊急事態宣言の影響で式を延期していた過去もあり、余興に関しても非常に繊細にならざるを得ませんでした。

また流れる音楽や写真は、披露宴に参加する私にとって密かな楽しみでした。新郎の奥さんはどんな音楽が好きなのか、など個性が分かる場面だと思っています。
思い出の写真はいつもスライドショーで流れてしまうので、じっくりと見たいなという思いもありました。

入場曲はドリカムの「晴れたらいいね」にしました


・披露宴のデジタル化に挑戦できないか?

この「呼びたくても全員は呼べない」という課題感、「思い出や披露宴に対する思いをじっくりと知りたい」という個人的ニーズに対し、だしたアンサーは披露宴のデジタル化、でした..!!!

余談ですが、私は会社員として、また個人事業主として業務のDX化に取り組んでいます。「仕事だけでなく私生活もハックしてこそのDX人材やろ!」と、妻(新婦)の許可を取り、披露宴DXを、自身の結婚式を検証の場として実行に踏み切りました。
補足
開発着手時にこんな資料までつくってました..

・システム

ではどうやって、ゲストに披露宴DXを体感してもらうか。流入経路として着目したのが、おなじみの「メッセージカード」でした。メッセージカードにQRコードを設置し、そこからWebに繋ごうと考えました。

アスクルでメッセージカードを作成。QRコードはプライベートのため非公開です m(_ _)m

ただし、いきなり写真や友人へのメッセージなどに飛んでしまうと披露宴のネタバレにつながる恐れがあったので、まずはチャットボットでゲストとのコミュニケーションを図り、あるタイミングで写真や友人へのメッセージを残しているWebサイトへ流入するように設計しました。

システム構成。Webページに入るためのパスワードは余興ムービーで入手できる

・余興ムービー

上記システムを効果的に理解してもらうために、新郎自作の余興動画を作成。

新郎新婦中座中に「新郎が酔い潰れても、なんとかなる方法を考える」というキャッチーなタイトルでチャットボットやWebサイトの紹介を動画で行いました。

余興で流れたパワポ資料
チャットボットのようす
Webサイト (Topページ) 

披露宴にPCを持ち込む人は滅多にいないので、スマホで見やすい構成を心がけました。制作時間は..15時間くらいでしょうか。
Webサイトの雛形をつくったあとは夫婦共同作業で編集を進めました。(楽しかった)


・友人からの感想

上記に関して本当に実施してきました。皆さんスマホでWebサイトを閲覧してくれていました。個人的にはかなりの達成感です。
ここで何名かに実際の感想を聞いてみました。

・新郎らしくてウケた
・音楽の紹介が良かった!
・懐かしい写真で友人同士でその場で盛り上がれた
・余興動画は半笑いだったよ
参加いただいた友人からのヒアリング結果

また個人的には、

  • 残念ながらも呼べなかった友人へ紹介できる

  • 式当日の写真を後日アップロードすることで2度美味しい?

というメリットも感じています。
何よりもこの取り組み、自分が一番楽しかったです..!!笑


・ココナラへの登録

せっかく一つのテンプレートを作り、式でも検証を終えたので、ココナラへの登録も準備中です。笑

皆さんも披露宴をデジタルの観点からも盛り上げてみてはいかがでしょう?興味のある方、ぜひ一報ください!


・最後に

結婚式、披露宴は非常に幸せな時間になり、一生の思い出になりました。「披露宴DX」は盛り上がるための1つのスパイスになってくれたと思います。

最後に、この活動を自由に許してくれた妻に感謝し、本記事を締めくくらせて頂きます。

一生の思い出になりました!


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