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[読書記録]ここ最近読んだ本 (2023.5)

5月病になる暇もなく、あっという間に過ぎて行きました。

DX系

Software Design 5月号

5月号は「Python×数学の基礎固め」について。
この雑誌では初めて「わかるわかる」な気持ちで読めました。嬉しくもあり、知らない世界のぞきたさもあり..

10年後に自社が絶滅しない、人材・経営戦略としての「DX」

日揮ホールディングスCDOの花田さんが書かれたDXに関する本。
花田さんのバックグラウンドは土木工学であり、IT系出身ではない。だからこそ、技術リッチ(手段の目的化)になりすぎずに、DXが目指すものを述べられていると感じた。

また、DXを実現するためには「テクノロジー・マインドセット・メソドロジー」が欠かせないと指摘しており、その中のメソドロジー(方法論)として様々な組織的アプローチを挙げていたところが新鮮でした。日揮はエンジニアリング業界でダイナソー(≒いずれ滅びる)にならないよう、DXに関して様々な事を実践しています。「実践、その狙い、やってみての課題」が本書に散りばめられていて、活動の生々しさが伝わってきました。

Microsoft Azure Fundamentals 教科書

この1年はクラウドに強くなる1年にしたい。勉強の過程で得られた知見は視覚という形でレポートしていきたい。まずは基礎編のAZ-900に関して教科書も活用しながら勉強。無事に資格取得できました。
Microsoft公式サイトがもう少し日本語に親切だといいのだが…

その他

株式会社マジルミエ

この漫画はアジャイル組織を学ぶ技術書だ!というSoftware design 4月号の言葉に唆され(?)全巻一気読み。
わかった事は普通に面白い事、そしてまだ漫画は続くという事だった。
DevとOpsがコンビを組んだ時の可能性を爽快に体験できる。のかもしれない。

ご冗談でしょう、ファインマンさん 上

大学時代、ファインマン物理学に憧れ全巻購入するも無事に量子力学で挫折。その後は竹内豊さんの「「ファインマン物理学」を読む」を読破し、なんとかちっぽけなプライドを守り切りました。なぜか「ファインマン」と名の付くものに手が出てしまう自分はしばらく前に本書を購入・積ん読しておりました。

今度も挫折してしまうのではと恐る恐る開くと、ユーモアたっぷりなファインマンさんのエピソードの数々。息抜きに大変楽しく読ませて頂きました。

この本を読んでいるとファインマン氏は「仕事を仕事と思っていない」「純粋な好奇心」に突き動かされているように見えます。全員が彼のようになる事は難しくても、そういった仕事と楽しさがリンクするような土壌は自分自身も作って行きたいなと考えさせられました。



他にも読んでいたような、、まあいいか。
電車の時間は学習系がちょうどよく、疲れた夜は軽い本がいい。ジャンルに縛られず6月も読んでいきたいです。

写真は目玉焼き。最近は結構上手に焼けます。

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