【#独自解説】最優秀中継ぎを取るのは誰?
いよいよプロ野球も佳境に入ってきました。
パ・リーグは、首位・ソフトバンクがマジックを順調に減らす一方、セ・リーグは最後まで全くわからない大混戦状態。ジャイアンツ、カープ、タイガースに加え、猛追のベイスターズ…。CS進出争いも含め、この1か月は緊張感に包まれることになるでしょう。普段はドラゴンズやファイターズの試合ばかり見てますが、最近はDAZNでしょっちゅう他のチャンネルに変えてしまいます。
また、西武・金子選手や岡田選手、オリックス・Tー岡田選手の現役引退が発表されました。今年もこの時期が来たと感じます。実際に、引退発表の直前に通達されることはあまりなく、数週間前から球団幹部や家族、恩師などと相談して決めるケースがほとんどです。
引き際というのを自分で決めることができる選手は、この世界なかなかいません。そしてそれを決めることができる選手の多くは、球団やファンに愛された選手です。上記に挙げた選手との接点は今はまだありませんが、プロ野球界に近い身として、何かお手伝いできることがあればしたい気持ちもあります。
新聞記者の真価が問われるシーズン〝イン〟
そして会社員時代は、非常に憂鬱な時期でもありました。プロ野球の番記者が会社から〝評価〟されるのは、パソコンで記事を書くスピードでも、休み返上で取材をして、選手や球団関係者と仲良くなることでもありません。とにかくニュースと呼ばれるトップ記事を、競合他社より先んじて(より独占で)出すこと。記者の成績全てがニュースとは言いませんが、ここが記者の取材力、観察力、勇気が一番問われる場面です。9月から12月までは毎朝、神経をすり減らす日々です。
一筋縄ではいきません。特に、担当1年目なんて「いつどこにそんな話が出てたの?」というレベルで、他紙からニュースがバンバン出ます。
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