2/3 英語ができない話

Twitterのアカウントが凍結した。
異議申し立てをしたが、どうなることやら。

そんな話はさておき、こんな時間まで眠れないのでnoteを書き連ねていく。

私は以前話した通り、刑務所のような高校を卒業しているが、最近はもう説明も面倒くさいので「高卒認定を持っているほぼ中卒」と言っている。
正直何一つ間違っていないと思う。

というのも、私はよく知らなかったのだが、それなりの進学校に通っている高校生は、塾や予備校に通うのが普通らしい。
そこで学校では足りない部分を補填して受験に臨む。
まあ刑務所にそんな制度はないし、予備校なんてものも無いので(浪人生が通うところだと思っていた)、参考書を買って独学で進めていた。

独学で進めるにはそれなりにノウハウを知っていなければならないのだが、刑務所にそんなことを教えてくれる人はいないし、成績不良者だった私がどんなに勉強をしても馬鹿にされて終わりだった。
実際、本当に成績は振るわず、辛うじて開花した国語で点数を稼いで大学に進学した。

この苦い記憶は、最初からきちんとやっていればこんな目には遭わなかった、という教訓を私に与えた。
そのおかげで、歯科衛生学科の勉強は入学前からコツコツと始めて、今では全国順位も上位0.1%に入っている。

歯科の勉強なら人並みにできるのだが、私は自分の将来のためにTOEICを受けなければならず、そこで400点以上を取らねばならない。
これを知ったのが年明けだった。
そこから新年早々の模試や卒業がかかった試験の対策を3日程度で詰め込んで突破し、他の時間を全て英語の勉強に充てている。

TOEICを受けたことのある人ならわかるだろうが、400点なんて適当に書いても受かるようなスコアだ。
英検で言うと準2級レベルと言われている。
私ですら準2級の筆記は高校時代にすんなり合格しているくらいだ。(面接は大学受験の時期と重なったので辞退)

まあ刑務所に入っていても受かるようなレベルの問題を、私は今ゲロを撒き散らしながら毎日やっている。
それも全く身にならずに。ただ闇雲に。

私はもう将来の夢を諦めた方がいいんじゃないか?
というか普通に働いた方が絶対いいだろ。
アラサーになるんだから早く親の脛から離れろよ。

そんな風に思うこと、何度もあった。というか今も思っている。

でも見てみたいのだ。
ゴミみたいな環境で、自分のこともよくわからないまま生活をしていたのに、歯科という分野に出会っていろいろなことを知り、もっと学びたい、ひいては私の力でたくさんの誰かを救うことができたら、どこかで困っている人に寄り添えることができたら、私はここまでの人生にちゃんと意味があったと言えるのではないか。
そんな風に生きる自分を見てみたいのだ。

まだスタートラインにも立てていない。
というか国試にも受かっていないし、なんなら卒業試験も終わっていない。
まだまだこれからだ。
自分の頭が悪すぎて吐きそうなくらい悩む今日みたいな夜もあるけれど、また明日から頑張ろう。
目の前のことを頑張れば、必ず結果はついてくる。
1年生の時の自分を、今の私が感謝しているように、きっと未来の私が今の私を褒めてくれるだろう。

英語ができない長濱、明日も頑張ります。

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