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【SEO初心者向け】いまさら聞けないSEO対策の流れとポイント

こんにちは。CVにコミットする編集部の石原です。

本記事では、SEO初心者のみなさま向けに、対策の流れやポイントをお伝えします★
「SEO担当になったけど何から着手すればいいかわからない」
「他社にSEO運用をお願いしているけどそもそも知識が無いため運用状況の良し悪しを判断できない」・・・等
お悩みをお持ちの方は、是非隙間時間にご覧ください♪
※中級、上級以上の運用者のみなさまは既にご知見をお持ちの可能性がある内容です。

1.そもそもSEOとは?

SEO(SearchEngineOptimization)とは「検索エンジンを最適化すること」です。検索エンジンで特定のサイトを上位表示させ、サイトへの流入数を増やすことでビジネスに貢献することを目的としています。

2.SEO対策の流れとポイント

SEO対策は大きく5つのSTEPで構成され、おおよそ下記の流れで進行します。

STEP1:キーワード調査

ユーザーの検索意図を捉え、有効なキーワード(以下、KW)を見つけます。
さまざまなツールを使用し、自社と競合の両軸から調査しましょう。

【手順】
1)ツールを利用して自社サイトに関連するKWと流入している検索KWを洗い出す
2)1と同じ要領で競合サイトのKWを洗い出す
3)サジェストツールで一緒に検索される可能性が高いKWを洗い出す
※1~3でKW候補を出し切る
4)一覧化したKWをカテゴライズする
5)ランディングページの情報(タイトルやURL)も分析材料として取得する

STEP2:内部最適化の検討

KWの調査結果を基に、表示順位の課題要因を分析し、仮説を立て、対策を精査し、勝ち筋(あるべき姿)の判断材料とします。
これはとても重要な工程で、ここですべてが決まる!といっても過言ではありません。具体的には、「ユーザーにとってわかり易いか」「セオリー通りか」「不備がないか」という観点で確認しましょう。

【手順】
下記の3点が適正か確認します。
1)HTMLやindex関連
2)サイト構造およびリンク構造
3)XMLサイトマップ

<<ポイント>>
常に競合の動きを捉えながら解決策を導き出すことがポイントです。
Googleガイドラインを意識することは大切ですが、すべてを実施する必要はありません。

STEP3:対応方針の策定

調査・分析結果を基に対象サイトの勝ち筋を見極めます。
また、施策の優先順位付けをし、ロードマップ作成もこの工程に含まれます。

【手順】
1)KWカテゴリごとに自社と競合のポジションを把握する
2)SERPs(※1)をチェックし、検索意図(※2)や評価ページの傾向を把握する
3)1と2、ビジネス状況を踏まえたうえで「勝てるポジションと戦い方」を定める

※1:SERPs=ユーザーが検索したキーワードの結果を表示するページ
※2:検索意図=ユーザーがどのような”状況”で”何を知りたい”と思っているのか?検索キーワードの裏側にあるキモチや感情、意志のこと

<<ポイント>>
SEO対策に焦りは禁物。
ビジネスに沿ったロードマップを引き、しっかりと手順を踏んで施策を進めることが成功の秘訣です。

STEP5:運用

規則的に獲得したいKW順位の推移を確認します。
確認する観点は「下落など異常がないか」「獲得したいKWが狙いとおりの順位か」の2点です。これらを分析し、PDCAを回します。

その他:カスタマージャーニーマップの作成

カスタマージャーニーマップの作成も有効です。
タイミングはSTEP1の前が良いでしょう。
KWの対象が顕在層なのか潜在層なのか、内容は担当者が把握できるレベル感で構いません。


いかがでしたか?
SEOはハードルが高いと思われがちですが、最低限の知識とポイントを抑えることは、施策の品質管理や最適なパートナー選びにも役立ちます。
最後までお読み頂きありがとうございました!

【この記事の作成者】

新井 康平(あらい こうへい)
ネットイヤーグループ デジタル&フィジカルデザイン部
パフォーマンスオプティマイゼーションチーム プロデューサー
石原 美那(いしはら みな)
ネットイヤーグループ デジタル&フィジカルデザイン部
パフォーマンスオプティマイゼーションチーム プロデューサー

【SEO対策に関するご支援はこちら】
https://www.netyear.net/kgi/

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