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オランダでゼロから仕掛けてみたいビジネスモデル【Uber Eats特化型飲食店】

1月31日にオランダに来て、はや二週間。この国の特徴が少しずつ見えてきた。

すぐ気づいたのは「夜の外食が極端にオプションが少ない」ということ。レストランも閉まるのが早いし、Uber Eatsで見ても夜10時の段階でたったの1件。ここはアムステルフェーンで日本人の駐在員がいるところ。これは寂しい。

そんな話を天野さんとしてきたら「ゴーストキッチンで良いんですよね〜」と一言。ゴーストキッチンというのは家庭科の教室みたいなキッチンがたくさんある場所を借りて、ひたすらUber  Eatsからの注文のみを作り続けるというもの。

で、その中身よ。飲食店経験がない私がやれることなんざたかが知れてる。レトルトだ。日本からレトルトのカレーなどを大量に送ってもらってひたすらご飯を炊いてカレーかけて送る。これだけで数字が作れるのは直感的にわかる。

もちろんかなり雑な発想であることは理解している。ただ、これがまさに需要と供給の話で、ないんだもん!夜22時以降にご飯を買いに行くところが!日本で夜型のコンビニ族の私は寂しいマジで。そもそも料理が下手なんだからカッコつけなくて良い。レトルトでよろしい。その味についてジャッジを下すのは私じゃなくて、Uber Eatsを注文してくれたお客様です。もしお客様からのレビューが、壊滅的に低いならばそこは認めよう。ちゃんと料理を作らないとダメなんだなと認める。

実はこれかなりピンと来ていて、単純に「夜の外食が極端にオプションが少ない」だけじゃないんだな。どういうことか?というと、このオランダの街は家族を大切にする街で大人はガチで5時に帰宅するんだよね。つまり、22時以降働かなくちゃいけないNISHI飲食店はどんだけブラック企業よ!ということになります。つまり、仕事としてかなり不人気な予感。

この【Uber Eats特化型飲食店】の構想は、オランダ人がやりたくないブルーワークそのものなんですよね。外から来た外様の人間だからこそ発想できる。日本人ならば大学生が高時給目当てに深夜バイトするのは別にそこまで珍しくもないでしょう?

つまり!おそらくですが、この【Uber Eats特化型飲食店】は最初の働き手は私になる!というなんとも心細い感じなのが最大の懸念点。夜中にレトルトをチーン!としてよそってたら、虚しくなると思うんですよね。

ただ、これもアリかな!って思っていたりもします。だってビジネスっては基本人がやりたくないことを代わりにやることじゃないですか?夜22時以降にレトルトのカレー食べたいなぁ〜あー、でもアルバートハインズ(地元のスーパーの名前)閉まってるじゃーん。我慢しよう。ってのはニーズとして確かにあるんですよね。ていうか私が現にそう思っています。一日中働く必要なんてないんですよ。夜21時〜深夜2時くらい。4、5時間働けばいいだけですよ。

もちろん、外国人である私がゴーストキッチンを備えた場所を用意できるか?というのが最大の課題なのでそこは調べるとして。可能性は追いかけていきたいんですよね。

そんなことを考えています。




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