「幸せを量産」するための街づくりの現場を見て
「誰かを幸せにする人になりたい」
そう思い始めたのはいつだっただろうか,,,
私はフィリピンが大好きだ。フィリピンを好きな訳を話すと長くなるので割愛するが、フィリピンの事を知っていくうちに 貧困層の問題と出会った。発展途上国であるフィリピンでは、貧富の差が大きく、スラム街がいくつか存在する。そんなスラム街でボランティア活動を行う人の配信コンテンツを見たり話を聞いたりし、「幸せ」の意味について考えるようになった。
裕福な人たちが「幸せ」を多く感じることができるのだろうか。「幸せ」の基準はあるのだろうか。
私は貧困層に住む子供たちだって彼らなりに 幸せと感じる時間があると思うし、幸せと思う瞬間は人それぞれ違うと思った。
話は変わるが、私は トヨタ自動車の子会社 Woven Planet Holdings が静岡県に建設中の Woven City にとても興味がある。テレビやニュース記事、トヨタイムズのCMなどで、耳にしたことのある人も多いのではないか。私はそんな Woven City を、自分が暮らすこの世界とはかけ離れた、ドラえもんの世界のような、非 現実的な世界のように感じていた。中身もよく知らずに、近いところで建設されていて興味をもっているにも関わらず、他人事として見てきていた。
しかし先日、Woven City は一人一人のニーズを考え、一人一人の「幸せ」を想い、ロボットと人の共生を目指して改善がされていく場であることを知った。ロボットや、将来実用化されていくであろう便利なAI搭載機械などがテストされる、あくまでも実証実験のための場だと思い込んでいたのがパッと変わった経験だった。Woven Cityは人中心の街。あくまでロボットは 我々の本来やらなくてもいい仕事を担ってくれるという立ち位置だ。
これからは、自分事としてもっと積極的にWoven Cityがつくられ、改善されていくのを追っていきたい。そして 将来幸せを呼ぶクローバーのような存在になれることを夢見て...
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