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自己とは自分にとって最良の友人である

こんにちは。皆さん、ベトベトしてますか?

今日はお仕事がお休みの日でした。

12時まで布団に篭り、夢の中でお祭りに行ったら宗教に勧誘されました。起きて洗濯をし、家族の蛇に餌をやり、今日は天気がいいので隣の駅にあるホームセンターまでお散歩に行こうと思いました。こんなド平日の昼間には、ホームセンターに殆ど人はいないので、久しぶりにスーパーと職場以外の場所に行こうと思いました。ここで、わたしなりのホームセンターの楽しみ方を紹介していきます。

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❶外にある花売り場を見て、花を綺麗と思う心が残っているか確かめる

わたしは感染対策をした上で、「一人で公園に行きぬいぐるみと遊ぶのはOK」「栄えていない側の隣駅までは平日休みには散歩に行ってもいい」ということにしています。こうしてルールを設けて自粛をしていたって、職場の人は「行ってきたのでお土産買ってきました〜」と人気テーマパークや人気のある旅先のお土産を渡してきます。折角貰ったお土産ですが、「お前何してんの」と思ってしまうのが心の第一声で、こうにも他人と自分は考えが違うのか、と改めて感じたりします。「ありがとうございます」としか言えませんが、わたしは歯を食いしばって受けとり、もらったお菓子は潰れます。

ほら、心が荒みますね。

わたしは我慢してるのに。本当は池袋まで行ってフクロモモンガ触りたいのに。ほら、あなたが旅行に行ったお土産を差し出すから心が荒みました。わたしだってどこにでも行けばいいのかもしれませんが、わたしは実家に帰れない慢性肺炎持ちなのでコロナで給料が減ったらある程度人生が詰みます。お前だけ楽しみやがって。お前の所為でクラスターが出てわたしの生活に影響が出たらどうしてくれるんだ、と思いながら過ごしています。

前置きは長くなりましたが、とにかく、わたしの心は荒んでいます。コロナ禍になる前だって、ただでさえ良好な親との関係のある家を見て、世界が滅べばいいと荒んでいたのに、等と考えながら、ホームセンターで花を見ます。綺麗でしょうか。

そう、花は綺麗です。

冬薔薇やクレマチス、シクラメンが大変綺麗に寒空の下咲いています。花を綺麗と思えるうちは、まだ人間として成り立っています。大丈夫です。まだ人の心があります。わたしは大丈夫だ、と確信したら、店内に入店します。

❷蛇口売り場を眺める

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入店したら真っ先に向かうのが蛇口売り場です。たくさんの蛇口を見ると心が癒されます。今の時期、誰が触ったかわからない蛇口に触れるのはリスクがあるので、あくまで眺めるだけですが、このたくさんの新品の蛇口。この売り場に置いては、水が出るわけでもないのに沢山並んでいる、激落ちくんで擦るまでもない綺麗な蛇口。この光景はここでしか見られません。なんて美しい光景なんでしょうか。わたしは蛇口が大好きです。

ドアノブ売り場を眺める

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蛇口に魅了された後は、ドアノブ売り場へいきます。ここもまた、誰が触ったのかわからないドアノブが並んでいるため、眺めるだけですが、多数のドアノブが並んでいます。ドアノブ目当てで来ている人からしたら意味のある光景なのは勿論ですが、ドアノブに不自由のない生活を送れているわたしには、この中に入れるわけでもないサイズの空間の蓋にドアノブがついている、今のわたしには意味のない光景に、物凄いフェティシズムを感じます。そして、ドアノブのついてる各部屋から謎の生物の生活を感じられないかと観察します。勿論微動だにしませんが、とにかくそれが楽しいのです。

❹最先端でないおもちゃ売り場を見る

ホームセンターには少しだけ、おもちゃも売っています。わたしは子供用大人用関わらずトイザらスや玩具売り場が大好きで、コロナ禍以前はよく見に行っていましたが、最近は危険な気がして行っていません。トイザらスには最先端の人気の玩具が多数ありますが、ホームセンターの玩具売り場は打って変わり、水鉄砲やバットとボール、スコップとバケツ等の初期装備のような玩具が売っています。この年になって一人で遊ぶように購入を考えたりもするのですが、飽き性であるため我慢します。

そして今日は珍しく、ホームセンターとコラボしたミニチュア雑貨が売っていました。「ああ、人の幸せの基準は人それぞれなんだな」と確信を持てたのでした。

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❺ミルワームを眺める

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続いてペット用品の売り場に行き、インコの餌売り場にいるミルワームの生餌を眺めます。カップに入ったミルワームの、ミルワームしかいない世界。眺めたところでなにか感情を示すわけでもなく、ただうごうごと動いています。かわいい。時々おが屑の中から出てこようとする子の気配等を感じることにとても喜びを感じます。かわいい。何時間でも眺めていたいのですが、商品なので、眺めてていいのは3分程です。惜しみながら別れを告げます。もう次来る頃にこの子達には会えても気がつかないでしょう。

❻プレート売り場

最後が、プレート売り場です。ここでいうプレートというのは、「締切」「禁煙」等のあのどこにでもよく貼ってあるプレートのことです。わたしはあのプレートを家中に貼りたいという夢があります。自分の家の中であれば、わたしの脳内だけで家のルールは勝手に決まるので貼りたい放題なのです。しかし、結構一枚に対する値段は高いので、あんまり沢山買うことはできないため、今日はこの2枚にしました。

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これで、わたしの家のトイレは「こどものゾンビが飛び出してくるのをこのチェーンソーで切り倒せ」というギミックを追加できましたし、わたしは赤ちゃんであるから天使のような寝顔だということが決定的になりましたし、この家で起こる不毛な事態は赤ちゃんだから全て仕方がないということになります。誰かに守られたい。保護されたい。

以上が、わたしのホームセンターの楽しみ方でした。皆さんも、散歩のついでに行ってみてください。

おまけのお気に入りの写真

わたし結婚できたらこの画像で「ご報告」します。

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