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【トップガン マーヴェリック】限界を超えた先に見えるもの

こんにちは。
篠原継之助です。

今回は、公開から約1年で累計興行収入137.1億円を記録した大ヒット映画『トップガン マーヴェリック』を紹介していきます。

数々の賞を受賞し、主演のトムクルーズをトップスターへ押し上げた伝説の名作『トップガン』。
36年の時を経て、2022年に待望の新作が公開されました。

機内にIMAXカメラを搭載し、極限までリアルを追求したダイナミックなスカイアクションや、数々のドラマティックな展開に目を奪われること間違いなしです!

ぜひ、最後までご覧ください!


【あらすじ】

引用:トップガン公式X

主人公のマーヴェリックは、かつて優秀な戦闘機パイロットとして数々の功績を上げてきましたが、昇進はせず、超音速機「ダークスター」のテストパイロットとして海軍に所属していました。

順調に進んでいたダークスターのテストでしたが、ある日、突然計画の中止を命じられてしまいます。
理由は、目標のマッハ10に到達していないことでした。

納得できないマーヴェリックは、上司であるケイン少将が正式に計画の中止を言いにくる前に、機体に乗り込み無理やりテストを開始します。

みんなが見守る中、見事マッハ10まで到達し世界最速の男になりますが、マッハ10.3に差し掛かったところで限界を迎え、機体は空中で大爆発。

なんとか生還したマーヴェリックですが、命令に背いたことでテストパイロットを解任され、ちょうど声がかかっていた『トップガン』に呼び戻されることになります。

引用:トップガン公式X

トップガン』とは、米海軍エリート・パイロットチームでありマーヴェリックの古巣です。

呼び戻されたのは、ある重大なミッションを成功させるためでした。

そのミッションとは、敵国のウランプラント(工場)を破壊すること。
プラントは深い渓谷の中にあり、谷の周りは最新鋭のミサイルや兵器で囲まれていました。

敵からの攻撃を避ける為には、2分30秒以内に狭い渓谷を抜け、プラントを爆破し、即座に離脱する必要があります。

成功する確率は極めて低く、全員が生きて帰ってこれる可能性はほぼ0%。

そんな無茶なミッションを成功させるために、マーヴェリックは集められた新世代の精鋭パイロット達を、3週間で育成することを命じられます。

集められた精鋭は12名。
その中には、かつてのバディであり、マーヴェリックとのミッション中に命を落としたグースの息子、ルースターの姿もありました。

因縁が渦巻く中、マーヴェリックは誰も死なせないために、過酷な訓練を開始します。

果たして、マーヴェリックは無事ミッションを成功させることができるのでしょうか。

続きはぜひ、本作をご覧ください!

【自分の限界を超えるためには】

引用:トップガン公式X

『誇りをかけて飛ぶ』
本作のサブタイトルの通り、マーヴェリック達は全てをかけてミッションに挑んでいきます。

全員が生きて帰還できる確率が限りなく0に近い中、ミッションを成功させるために、彼らはいくつもの試練を乗り越えていくことになります。

ボクは、何度もチャレンジしていくマーヴェリック達の姿を観て『自分の限界を超えてチャレンジするために必要な3つのこと』を学びました。

1)可能性を背中で見せてくれるリーダー

引用:トップガン公式X

今回のミッションを成功させるためには、狭い渓谷を急旋回し、最低9Gもの重力に耐えながら急浮上して戦地から離脱する必要があります。

9Gの重力に耐えるということは、例えるなら体重が900kgになった状態で、象に肺を踏みつけられるようなもの。
脳に血液は届かず、失神寸前の状態で、敵の攻撃を避けながら離脱しなければいけません。

常識的に考えれば、絶対に不可能。
しかし、これを成功させなければミッションに参加した誰か、もしくは全員が死ぬことになります。

本当に成功できるのか。
そんな空気の中、マーヴェリックは言葉で伝えるのではなく、自分が実際にプランのデモンストレーションをすることで、ミッションが成功可能であることを証明してみせました。


言葉で鼓舞することは、誰にでもできるかもしれません。

しかしそれだけではなく、実際に行動して成功したビジョン、可能性を見せるからこそ、人は「自分にもできるかもしれない」という希望をもつことができるのだと思います。

その希望こそが、今までの自分を超えるための第一歩になるのではないでしょうか。

2)信頼できる仲間

引用:トップガン公式X

今回のミッションでは、時間がとても重要になっていきます。

2分30秒以内に目標まで到達できなかった場合、生きて離脱することは不可能になります。
しかし、焦ってスピードを上げたら重力に負けて渓谷に突っ込んでしまうかもしれません。

遅れるわけにはいかない。
しかしスピードを上げたら、渓谷に衝突して死ぬかもしれない。

不安に襲われている仲間の姿を見て、マーヴェリックは「お前ならできる。動け!」と力強く背中を押します。

そんなマーヴェリックの言葉を受けて、仲間はなんとか自分を奮い立たせ、時間内に渓谷を抜けることができました。


極限の状態にいれば、時には自分の可能性に蓋をしてしまうことがあります。

以前の自分と比べ、「あの時失敗したから、今回も失敗するかもしれない」とチャレンジすることに尻込みしてしまうこともあるでしょう。

だからこそ、可能性を信じ、鼓舞してくれる仲間の存在が大切なんだと思います。

たとえ、自分のことを信じられない時がきても、信頼する仲間の一言で、あと一歩踏み出す勇気がでることもある。

そのあと一歩が、限界を超えた向こう側への入口なのかもしれません。

3)自分への信頼

引用:トップガン公式X

自分の機体より格段に性能のいい敵機からの攻撃を受ける中、常にマーヴェリックは「こんなもんじゃないだろ、マーヴェリック」と自分自身を鼓舞し続けます。


マーヴェリックはどんな時でも自分を信じています。

仲間を信じるのと同じように、自分自身のことも信じているからこそ、極限の状態でも折れることなく突き進むことができるのです。

最後の最後、土壇場で必要なのは、やはり自分への信頼です。

「自分なら絶対にできる」

そう本気で思えた時に、自分の限界を超え、その向こう側にある最高の結果を掴み取ることができるのかもしれません。

【さいごに】


いかがでしょうか。

トップガンは、何度見てもワクワクする作品ですね!

ボクも限界を超えた先にある最高の未来を掴むために、最大限チャレンジして、本作で学んだことを現実に生かしていきます!

ではまた。

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