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男性が「男らしさ」の呪縛に気付く時

こんにちは、NESです。

このたび、吹田市主催の市民企画にて、「思い込みジェンダー論と子育て」というタイトルの講座を開くことにしました。

この企画を練っている時、「大黒柱バイアス」という言葉を使い、無意識の思い込みから解き放たれようと呼びかける方々の存在を知りました。「大黒柱バイアス」とはつまり、男性が一家の稼ぎ頭となって家族皆を養うべきである、という古き良きニッポンのおとうちゃんが、共稼ぎ夫婦が過半数の令和の若いパパを縛り付けているということです。

いわゆる「男らしさ」の根強いステレオタイプによって、男性こそ多様性が認められずに生きづらさを感じているのではないかと強く感じました。

同時に、NES内では「女性にも、自ら男性の下に潜り込むようにして、男性を上に階層づくろうとする無意識のバイアスがあるよね」という話題にも広がりを見せ、ジェンダーバイアスは本当に様々な問題に影響を及ぼすのだなということを改めて感じました。

誰もあなたを縛り付けてなんていない。自由に生きていい。「男はつらいよ」と心で泣いて口には出さずにグッとこらえて来た昭和の男にはさよならして、男も女もキチンと思いを言語化し、お互いに相談し合えるパートナーシップを築きたいものです。

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子供たちは、身近な大人を見て育ちます。学校や仕事の場でジェンダー教育といったものは進められて行くのでしょうが、「世の中的に言ったらNG」という上辺の知識を得るだけではなく、生きたジェンダーフリーを伝える背中を見せて行けたらと願うのです。

私たちNESと、保育士おとーちゃんとのひと時を一緒に過ごしてみませんか?

お申し込み方法等、吹田市立男女共同参画センターHPまで。
※吹田市以外の方もWelcomeです!!!

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