見出し画像

滋賀県 愛荘町で4名の起業家を募集〜「あなたらしさ」をカタチに

愛荘町の風景

はじめに

あなたは「起業」という言葉にどんなイメージを持ちますか。

日本政策金曜公庫の調査によると、2022年度の日本国民の起業家&起業関心層は全体の約23%という結果です。ですので、日本人のほとんどは「ハードルが高い」「リスクがある」などのイメージを持つでしょう。

しかし、このページに来られたあなたは「23%側」の人ではないでしょうか。
起業という言葉にワクワクしていませんか。

滋賀県 愛荘町(あいしょうちょう)では「地域のリソース」と「自らのスキルや経験」を掛け合わせて、あなたにしかできない自由な発想で事業をすすめる起業家を募集しています。

気になる方はぜひ読み進めてみてください。

愛荘町ってどんな町?

滋賀県のシンボル、琵琶湖の東側である湖東(ことう)エリア。
その大体真ん中あたりに愛荘町があります。

愛荘町の特徴・リソース

  • 上質な麻布や伝統工芸品の「近江上布」

  • 大嘗祭にも供納された「秦荘のやまいも」

  • 中山道65番目の宿場町 「中山道 愛知川(えちがわ)宿」

  • 都市部へ1~2時間で行けるアクセスの良さ

  • 人口(特に子育て世代)が増加

  • 町の認知度が低く滋賀県内でもあまり知られていない

  • 外国人住民の割合が県内で2番目に多い

  • 人気芸人「ダイアン」の地元

伝統の近江上布

愛荘町は中山道愛知川宿を抱え、町内や周辺地域で名だたる近江商人が出生・活躍されたことから「商人の町」だと思われがちですが、伝統工芸品「近江上布」や、愛荘町にしかない織機をつかった麻布生地、さらには工芸品「びん細工手まり」の発祥の地など、職人が多く住む「手仕事の町」です。

秦荘のやまいも

 町内の農産物はほとんどが米ですが、一部地域では「秦荘のやまいも」を栽培しています。
全国でファンがついており毎年売り切れる一級品ですが、後継者不足が課題となっています。

子ども達が増えています

 人口は2万人ほどですが、人口が増加傾向にあります。子どもや子育て世代も多いのですが、愛荘町の新旧住民同士の交流がないことなどが課題となっています。

起業をサポートする

起業にワクワクしているあなたでも「いきなり起業!」と言われると、ハードルが高く感じるものです。そこで、愛荘町では一般社団法人Next Commons Lab(通称NCL)が起業家をサポートします。

①最大3年間の活動支援金

NCLが募集する起業プロジェクトでは、総務省の「地域おこし協力隊」制度を活用しています。
起業家には年間およそ280万円の活動支援金が、最大3年間支給されます。
いきなり収入がゼロになる心配がないため、経済的なリスクを軽減しながら起業に挑戦することができます。

起業家が開発したお酒

②起業に伴走するコーディネーターと仲間の存在

NCLのしくみ

現在、愛荘町では9名の起業家・コーディネーターが都市部から移住し活動しています。
年齢もスキルも経験も違う個性的なメンバーばかり。
自らの起業に集中しつつも、うまく協力し合いながら日々奮闘しています。

メンバーのうち3名は「コーディネーター」です。
コーディネーターは起業家と地域をつなぐ存在。
起業に関することだけでなく、日常の些細な困りごとにも相談に乗ってくれます。

地方での起業ではまず「関係性づくり」が大事。
コーディネーターは地方での関係性作りを担っていて、起業の成功には欠かせない存在と言えます。
他にも心身のバランスを保つため、カウンセリングプログラムも提供しています。

③NCLネットワークの活用

NCLは、これまでに同様の起業家募集を全国10拠点で展開し、90以上のプロジェクトを組成してきました。これまで培ってきた起業のノウハウや、全国の人材や組織とのマッチングをおこなっていくことも可能です。

現在活動中のメンバーの紹介

綿谷駒太郎(コーディネーター)

向かって一番右上にいるのが綿谷さん

2022年4月 コーディネーターとして愛荘町で活動開始。
前職は戦後初の学校法人として認可された自由な学校「きのくに 子どもの村学園」の小学校教員。
コーディネーターとして起業家と地域の方を繋ぎながら、子どもたちが自己決定できる学校以外「探求学習の場」を作るために地域の寺を借りて準備中。
親子で楽しめるマルシェ「すわいさ」も定期的に開催している。
妻と大阪から移住。趣味は漫才を見ること、つくること。

岩永大陸(起業家)

向かって左が岩永さん

2023年4月、プロジェクト「農業を軸とした体験と宿泊、持続可能なアグリネットワーク」で着任。
新卒でインドに就職。コロナ禍はリモートワークをしながら20ヵ国以上を巡り、貧困や紛争、文化の違いなどの世界の現状を目の当たりにする。
ホームステイしたい海外の方を受け入れ、地域の方との交流から互いの文化価値観に触れるコミュニティスペース「Sekai.Co(セカイコ)」を、2023年5月から運営中。
すでに10名以上の海外の方を受け入れている。

他にも7名の個性豊かなメンバーがいます。
他のメンバーにも会いたい方は、ぜひ現地視察にお越しください。

こんな人と出会いたい

  • 地域のリソースと自らのスキルを掛け合わせた発想ができる方

  • 成し遂げたい目標を持っている方

  • 営利に限らず、町の活性化のために俯瞰的な視点を持てる方

 ※募集についての概要は下記ページをご参照ください
https://project.nextcommonslab.jp/project/aisho-original/

ご応募前にオンライン説明会へ

起業家への応募を検討されている方、応募までは考えていないけど関心がある方、どなたでも説明会に参加いただけます。
ここには書ききれない具体的な内容も説明会でお話ししますので、お気軽にご参加ください。

日時

2023年
 12/14(木) 20:00-21:00
 12/28(木) 20:00-21:00

2024年
 1/11(木)  20:00-21:00
 1/25(木) 20:00-21:00
 2/8(木)   20:00-21:00
 2/22(木) 20:00-21:00

開催場所

オンラインZoomでの説明会になります。
事前にZoomアプリとアカウントを取得しておいてください。

参加費

無料

説明内容

  • 愛荘町について(資源、強み、課題など)

  • Next Commons Labについて

  • 募集プロジェクトの詳細

  • 質疑応答

説明会へのお申し込みはこちら

上記の日程でご都合が悪い場合は個別で説明することも可能です。
aisho.ncl@gmail.com(担当:綿谷)宛にご連絡ください。


みなさまからのご応募、お待ちしております!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?