新聞で取り上げられた水道修理の悪徳業者

5月31日の中国新聞朝刊の記事です。

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数年に一度、こういったニュースが新聞やテレビなどで報道されます。

このような悪徳業者は後を絶たず雨後の筍のように次から次に出てきます。

ひどいところになると同じ会社が社名を変えて何度も同じようなことをしています。

こういった悪徳業者の手口で多いのは、急な水漏れや詰まりなどで焦っているお客様心理につけこみろくな説明もせずに作業に取り掛かり、作業後に高額な金額を請求するといった点です。

特に被害に遭いやすいのがご高齢の方が一人で対応される場合です。

概ねこういった業者はきちんとした雇用関係を結んだ社員が現場に赴くことは稀で、ホームページなどで仕事を受注する会社があってその会社から仕事を受けている各地の下請け業者が現場で作業に当たっています。

この両者は簡単な委託契約のようなものを結んでいることが多く、仕事を発注する側が仕事を受ける側の会社に対して指導を行うこともほとんどありません。

「発注した仕事の数十パーセントをマージンとして払ってください、あとはご自由にしてください。」

って感じのことが多いです。

責任の所在が曖昧で、とにかく売り上げ金額を釣り上げることしか考えていない場合が多いので、下請け業者側もとんでもない高額請求をしてきたりします。

しかも相手を見て。

今回のケースでも中国新聞側が運営会社に取材を試みたようですが、結局何の回答も得られていないようです。

こういった悪徳業者に引っかからないためには、もうみなさん一人ひとりがご自分で注意するしかないと思います。

特にご高齢の方にはご家族の方が日頃からお声がけをしたり、相談に乗ってあげることが大切だと思い明ます。

急な水漏れや詰まりで大和ててネットで検索して出てきた業者を呼んだ場合は、必ず作業前に正確な見積もりを提示してもらうことと、納得のいく状況説明や作業の説明を受けた上でよく考えて正式な依頼をするようにしてください。

納得がいかずに断ろうとした際に、脅し文句を行ってきたり、急に大幅な値引きを提案してきたりする業者は悪徳業者の場合が多いので毅然とした態度で断った方がいいと思います。

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