見出し画像

ゴルフと、弓と禅

数年前にお客様から、ゴルフクラブとバッグと手袋のセットを貰ったのだけど、基本ひきこもり的な性質を持っている私は未だにゴルフ場に行ったことは無い。

とはいえ、頂いたものを放置するのもアレなので、『ゴルフ練習場』とやらにはたまに行くようにしている。

感覚はバッティングセンターだ。
しかし、私はバッティングセンターよりは気に入っている。
何故ならお金を入れると数球の球が勝手に出てきて、気が付いたら料金分の白球が目の前を通り過ぎていくバッティングセンターよりは、
私が球を打つまで待っていてくれるゴルフ練習場のほうが、初心者フレンドリーなのである。

そんな運動不足でゴルフ未経験の私の、打ちっ放しの話を書こうと思う。


使うクラブは3本

さて、ゴルフ初心者で、コースに出るつもりもない人間が、バッティングセンターの代わりに打ちっ放しに行くときに持っていうクラブは3本で充分だろう

・5番ユーティリティー
 ユーティリティーって何?って思いつつ、ドライバーは長すぎて初心者には難しい。5番UTってヘッドが大きくて一見ドライバーみたいだし「なんかゴルフしてる感出るじゃんw」という気持ちで持っていってる
ドライバーを思い切り振れば、トムとジェリーのアニメーションを実写で挑戦しているレベルで何かがおかしいし、スポーツとして上達したくとも何がおかしいかわからない。
 そんなわけで、5番UT

・7番アイアン
 腰を少し前かがみにして球を見つめて棒を振るのがゴルフだろう!
と思っていた私が、イメージ通りにクラブを振れるのが7番アイアンだろう。「チャー シュー メーン」はこれでいける。
でも、上手い人に言わせれば、振りすぎ。うちの親父様なら「ダメだダメだ、後ろはそんなに引くな」とか言いそう。
いーーーんだよ!バッティングセンターなんだから!w

・9番アイアン
 うちの最寄りのボロボロのバッt…練習場では球数が100球毎なのだが100球打つために、120回くらいクラブを振るのだ。素振り空振りも含む
で、そんなこんなで5番UTだとか7番とか100回振ると疲れちゃう。
最後は9番で「アン ポン ターン」と80とか50(ヤード?)と書かれた看板を狙うのが丁度いいのだ。



オイゲン・へリゲル著『弓と禅』

オイゲン・ヘリゲル - Wikipedia
弓と禅 - Wikipedia
体に染みついた動作は、無我の境地で起こるのがいいよねって弓道のめっちゃすごい師匠が言ってた。
「あなたがすることは、呼吸をする事だけです。」
弓を放そうとしたり、的を狙ったりしてはいけない。みたいなことを、この本の登場人物は言ったのだけど、私はゴルフ練習場にいるとこの本を思い出す。

まず狙って、呼吸を整える。
腕は肩からまっすぐ引いたら、まっすぐ出る。ボウリングでも言ってた。
まっすぐ引いて、ボウリング玉(ゴルフではクラブ)の重みに任せる。

そしたら、ちゃんとセットポジションしたところを通るから。

アンポーーンターーーーーン


哲学の本を読んでスポーツが上手くなるとは思わなかったなぁ

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?