見出し画像

海外就職を目指すための準備とは

海外就職、これを読んでくださっている方は目指しているのではないかと思います。

私も皆さんと同じように海外就職を目指し、海外3カ国に駐在することができました。海外での経験は、かけがえのないものであり、あのとき挑戦して良かったと心から思っています。

この記事は、海外就職を目指している人、コロナが収束したら挑戦したい人、海外駐在を目指している人、などに読んでもらいたいと思って書いてみました。

英文レジュメを作成する

なんと言っても、まずは英文レジュメ。海外就職では必須になります。しかし、その重要性を理解している人は意外と少ないのが現実です。

私は仕事柄、たくさんの英文レジュメを見てきましたが、
・日本語の履歴書をただ翻訳しただけになっている
・経歴の紹介に終始しており、何ができるか、強みが何かなどがわからない
・レイアウトがきれいではない
といった、あまり良くない英文レジュメに出会いました。

英文レジュメは、採用担当者があなたのことを知る初めての機会。しっかりとアピールする必要があります。

海外の日系企業であっても、採用担当者は外国人であることがほとんど。どんな場合でも、英文レジュメの作成はおろそかにせず、質の高いものを作成しましょう。

英文レジュメ=履歴書+職務経歴書

となります。つまり、「学歴と職歴をを示しながら、自分がやってきた仕事や強みを示す」ことが必要となります。

私は以前、resume.ioというサービスで英文レジュメを作成しました。英語がネイティブの人であっても、レジュメの作成は難しいもの。質の高い英文レジュメを作成したい場合は、サービスの利用をすることもおすすめです。
(サービスによっては、14日間は無料で使えたりします。)

英語でのサービス利用に抵抗がある場合は、以下のサイトを参考にするのがおすすめです。


英語(現地語)で自分のことを話せるようになる

面接の練習に近いですが、自分のことを話せるようになりましょう。面接で話すことは、あなたのことが中心です。まずはあなた自身のやってきたことや、やりたいことを話せるようになりましょう。

難しい表現を使う必要はありません。最初は日本語で考えるのも良いと思います。大切なことは、自分のことを正しく話せることです。

自分のことを正しく話せなかった場合、面接内で話を盛ってしまったり、本当はできないのにできると言ってしまったり、という方を多く見てきました。後から問題になることも少なくないので、面接前には正しく準備しましょう。

現地で暮らすイメージを深める

上記に加えて、自分の目指す国で暮らすイメージを深めましょう。面接の最初、または最後に、
「〇〇(国名)には何か縁があるんですか?」
「〇〇(国名)はなぜ選びましたか?」
といった質問をされることが多いです。

その際にありきたりな表現をしてしまうのは良くないので、暮らすイメージを深めた上で、自分なりの言葉を選ぶようにしましょう。

シンガポールの場合・・・
都市の中でキラキラ働きながらも、周辺の東南アジアにたくさん旅行したい。
→アジアの熱気が感じられる最前線でビジネスを経験したい。ワークライフバランスを適度に保ちたい。など

アメリカ(ニューヨーク)の場合・・・
アートやファッションの感度が高い環境に身をおいて暮らしたい。
→感度の高い環境で過ごし、自分自身の感度も高め、ビジネスに活かしたい。など

あなたの暮らすイメージを深めることが、その国で働きたい理由につながると思います。いきなり理由を考えるのは難しいので、まずは暮らすイメージをふくらませる。そのために、在住者に話を聞くなどをしましょう。


いただいたサポートは、次の研究のための調査費用や書籍購入に充てさせていただきます!キャリア研究に終わりはありません!