物には魂が宿るって考え方が好き
超現実主義者ではあるものの、割りと信心深い僕は、「物には魂が宿る」って神道の教えが好きです。
というかこれ、真実だと思うんですよ。
むかしむかし、まだ携帯ゲーム機が充電できず、乾電池で動いていた頃の話。
平成5年生まれの僕は幼少期、ゲームボーイカラーで遊んでいたのですが、任天堂の携帯ゲーム機は、ゲームウォッチはボタン電池、ゲームボーイからゲームボーイアドバンスまでは乾電池で動いていたんですね。
当時、ゲームをするために親に乾電池をねだるのですが高価で買ってもらえず(まだ一家全員ダイソーの存在を知らなかった)、しゃーなしテレビのリモコンから乾電池をくすねて遊んだものです。
しかし、家にテレビのリモコンなんてそう何個もあるわけないので、限界が来るんですよ。
そんな時、近所のおっさんが教えてくれた「物はみんな生きとるんじょ」というのを信じ、
「お願いします乾電池様!!マリオテニスGBをやるために乾電池が必要なんです!!」
と、乾電池に何日か祈ってから再び電源を入れると、本当に電池が復活してくれるんですよ!!
(科学的根拠を説明するとかいう野暮なことはしないでください!笑😤)
あとは、昔のどデカいブラウン管のテレビもよく映りが悪くなったものですが、
「いい加減にしなさい!」
と何回かバシバシしたら言うことを聞いてくれたりしますよね。
そう、飴と鞭。
物には魂が宿るということで、大切にしつつ、でも甘やかさないようにすることがきっと大事なのでしょう。
そういえば、今の薄いテレビが主流になってから、ブラウン管の頃のような不安定な挙動をすることが一切なくなったなあ。
その代わり一回変な感じになったらもう元には戻らないという一抹の切なさを私たち与えてくる。
今の若い子はテレビの映りが悪くなったらテレビを叩いて直すということを知らないらしい…完璧に昭和と平成中期頃までの文化やわ🤕