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「海外で働きたい!でも、どうやるの?」…海外勤務を叶えた人に、実際に海外で働くまでの道のりを聞いてみた

こんにちは!NexSeedキャリアカウンセラーの原田です!

日々多くの方と面談をしていますが、その中で一番多いのが「将来海外で働きたいけど、どうしたら働けるか?」という声です。

「海外で働く夢を叶えた人が周りにいるのにお伝えできないのはもったいない…!」と思い、実際に海外で働いている人に「どうやって海外で働く夢を叶えたの?」を聞いてみました!

今回5つのタイプに分けて海外在住者をピックアップしましたので、自分に合った海外就職の方法を見つけてみましょう:)

待ちきれない人は目次から自分に合うタイプへ飛んでください✈

企業は海外で働きたい人を求めているのに、海外で働きたい日本人は◯%!?

前提として企業は海外で働きたい人を求めています。そのため、そもそも「海外で働きたい!」と本気で思っているあなたにはチャンスがあります。

海外進出企業980社のうち、70%もの企業が「海外事業のための人材が不足傾向にある」と答えており、グローバル人材の採用・育成は重要課題であるようです。
「海外赴任の拒否(25.1%)」や「海外赴任中の社員が現地に適応できず帰国(22.3%)」という項目も上位に上がっており、現地での適応力・順応性や人件コストを考え、現地採用に注力する企業も増えています。
※総務省『グローバル人材育成の推進に関する政策評価<結果に基づく勧告>(2017年7月14日)』より
https://www.soumu.go.jp/main_content/000496484.pdf

そして企業は海外で働きたい人を求めているのに対し、海外で働きたい日本人は20%台。想像より少ないですね。

外国で働くことに関心があるか聞いたところ,「関心がある」とする者の割合が22.0%(「関心がある」10.5%+「どちらかといえば関心がある」11.6%),「関心がない」とする者の割合が77.4%(「どちらかといえば関心がない」16.3%+「関心がない」61.2%)となっている。
※外国での就労に対する意識 - 世論調査 - 内閣府
https://survey.gov-online.go.jp/h22/h22-roudousya/2-1.html

実際に海外勤務を実現している5人に聞いてみました!


今回は「どうやったら海外で働けるようになるか」を確認するために海外で活躍する5人に下記5つの質問に答えてもらいました!

・前歴
・海外で働くまでの経緯
・海外で働くコツ

留学をきっかけにエンジニアとしてカナダへ転職。(鈴木カアイさん)

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☆前歴

アパレル関係の専門学校を卒業
→インテリア&アパレル関係の仕事(3年間)
→NexSeedへIT留学(3ヶ月間)
→ベンチャー企業にエンジニアとして転職(1年間)
→カナダのIT専門学校へ留学(1年間)
→カナダのIT企業へ転職

カナダに行く前のキャリアは、大きく分けるとこんな感じです。
IT界隈へ興味を持ったきっかけは、アパレル関係の仕事でECサイトのデザインをやったことです。現在はイラン人が代表を務めるカナダ・バンクーバーの企業で唯一の日本人エンジニアとして働いています。

海外で働くまでの経緯

「海外で働くにはスキルが必要」と感じ、NexSeedを含め2回留学をしています。

NexSeedでプログラミングと英語を学んだ後は、当時お世話になっていた転職コンサルタントの紹介で日本でIT企業に入社しました。
1年で退職を決断して、カナダでIT専門学校、そして同時に転職活動をしました。

カナダではJavaScriptを中心に勉強をしましたが、最終的に転職が決まった先はPHPの開発をする企業だったのでNexSeedで学んだことを活かすことができました!

元々読み書きは得意でしたが、NexSeedでスピーキングを学べたおかげで会話する抵抗もなくなり、英語に対する苦手は克服できていました。カナダの専門学校に入る基準がTOEIC650点以上ということもあり、カナダで働くまでにTOEIC800点まで伸ばしました。

海外で働くコツ

カナダではIndeedやLinkedInで仕事を探すのが一般的。私の周りでも多くの日本人が就職をしています。

ただ、私からカナダで働くためのコツを一言で例えるなら「持つべきものはコネ」です(笑)
北米の社会性を表す言葉で「nepotism(身内びいき)」という言葉があります。北米の企業は求人を出す前に必ず身内で人を探します。

私もIndeedやLinkedInで仕事を探しましたが、最終的に決まったのはカナダの学校のキャリアカウンセラーからの紹介です。(2社内定をいただきました!)

エンジニアやデザイナーなどの技術職での海外転職は英語とスキルとの掛け算が必須です。
エンジニアなら中級以上(TOEIC650以上くらい)の英語力と、ウェブサイトやウェブアプリを自力で1つ作れる能力+αがあれば現地就職のハードルはぐっと下がります。
デザイナーはそれに比べるとプレゼン能力や交渉力なども含めたより高度な英語力が求められます。

いずれのケースも日本でその分野の経験を積んでおくとより転職しやすいですが、未経験でも専門学校留学など適切な道を選べば海外転職は難しくありませんよ!

挑戦してみたい気持ちがあるなら、絶対にやってみるべきです。


ITベンチャーから"正規ルート"で海外転職。(NexSeed 田中萌子さん)

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☆前歴

2015年に株式会社DeNAに新卒入社し、ヘルスケア事業部にてマーケティング、セールス、部署人事組織の立ち上げに携わりました。その後、2018年よりNexSeedにジョインし、現在NexSeedのマネージャーをしています。

海外で働くまでの経緯

前職では優秀すぎる人が多く、自分がビジネスマンとして差別化できるのはどんなポイントかを模索していました。
そして出た答えは、自分が留学していた経験や海外志向であることから、「自分のパフォーマンス度合いを変えずに、言語や文化が違う人とも働けること」でした。前職では海外で働く機会が少なかったのが実情で、「海外で働けないなら辞めます」と伝えました。

思い立ったが吉日。大好きな会社を思い切ってやめて、海外で働いてみることにしました。人事の方にかなり迫られたのも海外で働く決断ができた大きな理由です(笑)

☆海外で働くコツ

海外で働こう!と意思決定する前から既に動き始めること。

意思決定してからでは遅いと思った方がいいです。情報収集をし、それを人に伝えている途中で自分の中で確証になることもあります。まずは少しずつ行動に移してみること。
Wantedlyで面接を申し込んでもいいかもしれないし、海外の会社で働いている人に話を聞いてもいいと思います!

「海外に行きたかったけど行かなくてよかった」よりも、「海外に行きたかったのに行けなかった」という声のほうが圧倒的に多いので、やりたいと思ったことを諦める理由はないんじゃないかと思います!

海外勤務がきっかけで海外へ。(関健太郎さん)

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☆前歴

大学卒業後、新卒から同じ会社で約10年働いています。

職種はシステムエンジニア。
入社当時から社内向けのWEBシステムの開発を中心に担当しています。

じつはPepperというロボットのアプリ開発も担当していました。

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☆海外で働くまでの経緯

上司がフィリピン・セブ支店を立ち上げ働いていたのですが、突然「経験のためにセブ島で働いてみる?」と聞かれ働くことになりました。

試験や面接はなく、つまりは運です。
たまたま上司が海外支店の立ち上げをしていたことがきっかけで、転がってきたチャンスでした。

海外はグアムに行ったことがあるくらいで英語力は皆無。
Yes, No, Goodくらいしか喋れなかったです。

ちょうどその時期に失恋したこともあり、やけくそになって海外転勤を決断しました(笑)

☆海外で働くためのコツ

僕の場合は運よく海外で働くチャンスが転がり込んできましたが、そこで挙手するチカラは必要です。

海外転勤に関わらず会社内にはいろいろなチャンスが転がってます。コンペやプロジェクトへの加入など。
そういったチャンスを見つけたときに自分の能力や状況を無視して、とりあえず「やります!」とすぐ言える度胸と鈍感さが大切です。

当然、能力もないのに引き受けた仕事は大変ですが飛び込んだ人間には自然と人が近寄ってきます。不思議なことに。

あとはどれだけその人たちに頼れるかが大事だと感じます。

新卒で海外就職を決断。(NexSeed 宮川知也さん)

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☆前歴

国際系の大学に通い、今年の4月からNexSeedにジョインしました。

大学4年間のうちの約1年は休学をせずにNexSeedで留学やインターンをして過ごしました。
今まで海外に行った経験はフィリピン・セブ島のみです。

☆海外で働くまでの経緯

流れとしては「留学→インターン→インターン→入社」です。
これはすべてNexSeedです(笑)

インターンをした理由は、海外で働くなら海外で働く練習が必要だと感じたためです。

インターン先として真っ先にNexSeedが浮かんだのでゼミの先生から掛け合ってもらい、紹介してもらいました。その後、「新卒で海外就職」を実現できたら大きな付加価値になり差別化できると考え、新卒で海外就職することを決断しました。

☆海外で働くコツ

大学生が海外就職するためのコツは最大限自由な時間を作って、海外に行くことです。

長期休暇はもちろん、1,2年生で単位を多く取る、大学の単位制度(半年以上海外にいたら単位認定される制度が僕の大学にはありました)を利用することで休学せずに時間を確保できます。

まとまった自由な時間を多く持てるのは大学生の特権です。

海外で働くと自分の知らないことを取り入れて世界観が広がると楽しいですよ!

雑草系転職。 (NexSeed 原田大樹 *本記事の筆者)

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田中のキャリアが「正規ルート」なら、私の今までのキャリアは「非正規ルート」です。(笑)

そんな雑草のようなキャリアについては、ここでは語りきれないので自分のnoteにしてしまいました!知りたい方はこちらへどうぞ。

何もない24歳が上場企業の海外グループ会社に入れた話
https://note.com/daizo0706/n/n490c45974f02

まとめ

よくインターネットで「海外で働く方法」なんて調べると難しいことが書いてありますよね。

5名のキャリアを知ってみて、いかがでしたか?

私は意外に海外就職って近くにあるなと感じ、インターネットの情報とは乖離があるなと感じました。特にコネクションが大切で、ほとんどの人が小さな行動からコネクションを作り、海外就職に繋げていたことがわかったかなと思います。

家にいるだけでは海外就職はできません。思い立ったが吉日。さっそく行動してみましょう!

いい報告をお待ちしていますー!

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NexSeedでは、プログラミングや英語を学びたい・海外に出たい人を応援すべく、情報を定期更新・ウェビナーを定期開催しています!

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