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【大室家最終日】世界でいち早くパリピ孔明の総集編映画を見ました。【1日目】

※当記事にはパリピ孔明要素が殆どありません。

私はアニメ総集編『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』(以降パリピ孔明)をOSシネマズミント神戸で見ることにより、日本一早く見ることを達成できた。当記事では、日本でいち早くパリピ孔明を見るための旅1日目に関して、その旅路を述べる。尚、当記事では、パリピ孔明の公開前日にOSシネマズ神戸ハーバーランドで映画『大室家 dear sisters』(以降大室家)を見たという話がメインとなっているため、ご了承願いたい。


1.旅行開始と新幹線乗車までの暇潰し

まず旅の最初にすることと言えば日本旅行で予約した新幹線の乗車券の発行である。これは改札外の指定席券売機で行える。実は日本旅行では、予約したJR乗車票類は乗車する前日までの発券が推奨されているのだが、今回は色々あって乗車当日に発券することとなった。別に乗車当日だったからといって特にこれといった事態は起こらず、スムーズに発券できたので、あの日本旅行の注意喚起は乗降客数が多い駅舎や旅行シーズンを考慮したものだったのかもしれない。東京区外からの乗車であったが、新幹線乗車までに時間があったので、途中下車してサカゼンで買い物をした。高校時代の頃と比べたら一般人寄りの脂肪率になったが、それでも未だにこの手の大きなサイズ専門店にお世話になってしまうのが現状だ。寄り道を済ませた後、東京駅に向かうために馬喰町駅から入場することとなった。馬喰町駅は東京区内なのでICカードではなく先程の乗車券を利用する。

馬喰町駅の入口

新日本橋駅や京葉線の越中島駅・八丁堀駅にも当てはまることだが、こういったJR線の地下ホームに地上から入場する機会というのは滅多にない。(JR線の地下ホームから出場することならあおば通駅があったが。)だからこそそのようなタイプの駅の入口から入るとなると非常にワクワクするのである。この馬喰町駅だが、地下通路で都営新宿線の馬喰横山駅や都営浅草線の東日本橋駅と接続している。私はこれまで、これらの駅は一旦地上に出た後に各駅入口に入ることで接続している状態と見做していると思っていたので、思いの外他路線との接続が良いんだなあとしみじみ感じた。これは新日本橋駅と三越前駅、あと京葉線と日比谷線の八丁堀駅にも当てはまるのだろうか?

普段こういった駅ホームは利用しないので、割と貴重な体験をしている感がある。
画像では分かりづらいかもだが、実はこの馬喰町駅ホームでは線路沿いに水が流れている様子が窺える。見てて癒される。

東京都心と千葉市内を行き来するのによく利用した路線が京葉線だったということもあり、私は京葉線の東京~潮見よりも総武快速線の東京~錦糸町の方が気に入っている節がある。今後も東京と千葉市内を行き来するとしたら総武快速線を利用しまくりたい所存だ。あと、東京駅で総武快速線の駅ホームと従来のJR線駅ホームを行き来するの、大深度地下と地上を行き来するみたいでめちゃくちゃ楽しい。

2.新幹線乗車

東京駅に着いた後、予定の新幹線乗車時刻までかなりあったので10,20分ぐらい休憩した後、新幹線駅ホームに進入した。今回は到着駅が新神戸駅なのでのぞみ号を利用する。

こうして見てみるとのぞみ号の多さに驚かされる。

今回乗車したのがこちらの新幹線、N700Aである。このN700Aだが、N700の右下に小さくAの文字が付随されていることから、これはN700を改造してできた車体だと思われる。

今回往路で利用したN700A

早速新幹線に乗車したので、自分の相棒である参考書を用意する。

毎度の自分の旅の共

新幹線乗車中はこの参考書で勉強しまくった、と言えれば格好良かったであろうが、このときは生憎睡眠不足だったので、乗車中はずっと寝ていた。なんだいこの体たらくは。因みに、これは趣味で勉強しているものであり、今している自分の研究内容とは関連性がない。まあ、圏論やれば数学の基本を知ることができるというので、これを習得して現在の研究に活きれば御の字であるが。あと、私は基本的に通路側派閥である。というのも、通路側はトイレを利用するにもゴミ捨てするにも便利であるからだ。また、降車時に隣の客に降りてもらうよりも、他の客が降りる際に自分がどく方が気楽である。新幹線といえば窓側の方が好きな人が断然多そうであるが、私は通路側の方がとても好きなのだ。

3.新神戸駅と料金関連のドタバタ

そして新幹線を利用して行った先が以下の新神戸駅である。

京都駅と比べるとこぢんまりとしている新神戸駅ホーム

駅ホームは京都駅と比べると大分こぢんまりとしている。もしかしたら新大阪駅よりも小さいのかな?そしてここから神戸駅に向かうために地下鉄に乗るわけだが、一部読者の方々からはこういった疑問が浮かんだのかもしれない。

神戸駅に行くなら、新大阪駅まで行った後に新快速乗った方が良くない?とね。

しかしながら、そうせずにわざわざ新神戸駅まで新幹線で行ったのには理由がある。それは、人生は一度きりなのだから、新神戸駅を利用する経験を一回はしておきたかったということである。輪廻転生が科学的真理であったとしても、また日本に生まれ、その時代に新神戸駅が残っている確率は非常に低い。よって、今回最初と最後になるであろう新神戸駅を利用したというわけだ。(往路と復路で回数を分割するとしたらこの日の新神戸駅利用は最後とは言えないのだが。)そしてここからがちょっと面白かったのだが、新神戸駅ではなんと当駅から神戸市内の駅でJR線の乗り継ぎができるような黄色の改札が存在している。実際私も利用させていただいたが、こんな工夫が施されていたことに驚いた。そしてこの新神戸駅から神戸市営地下鉄に乗車して三宮駅に向かうわけだが、この地下鉄の改札を通る際に少々戸惑った。今、私は日本旅行で予約した乗車券を持っていたわけだが、これには東京区内~神戸市内と書かれている。当然これはJRの切符であったため、私は(まあどうせ神戸市営地下鉄は適用範囲外だろ・・・)と思っていたし、新神戸駅の改札外にも地下鉄がJRと別料金である旨が書かれていた。切符も看板もこの目に映る情報は神戸市営地下鉄を別料金だと言っている。だがYahoo!の乗換案内がそれを否定してんだよ!

Yahoo!の乗換案内ではまるでJR線と地下鉄の料金があたかも連続的であるかのように記載されている。

と言った具合であたかもJR線と神戸市営地下鉄で料金が連続しているかの如く書かれており、「さっさと答えろ!!お前(神戸市営地下鉄)は別料金か!!」となり、持ち前の乗車券で地下鉄が利用できないかどうかで心中ドッタンバッタン大騒ぎしたのであった。よって、困ったときにはその手のプロフェッショナルに聞こうと考え、地下鉄の新神戸駅改札口にいた駅員に尋ねてみたが、如何せん滑舌が悪すぎて何言っているのか分かりづらく、私が(もしかしたらあの乗車券では地下鉄に乗れないのではないか?)と回答を推測した上で確認を取ったところ「(地下鉄は)ICカードで行けます!!!」という思ったのとは違った返答が返ってきた。(いや、こっちは自分の持っている乗車券で神戸市営地下鉄を通れるのかを訊いているんだが・・・。)と困惑したものの、まあ仕方なく地下鉄は自前のICカードで行った。まあ、とどのつまりJR線と地下鉄では別料金だった訳なのだが、今にして思えば、わざと持ち前の乗車券を改札に入れて通れるかどうかを確認すれば良かったのかもしれない。あと、もしかしたらYahoo!の乗換案内は、東京から新神戸経由で神戸まで行っても、新神戸を境にJR線の料金が分断されないということを言っていただけで、別に新神戸~三宮の地下鉄料金が別途かからないということを言っていたわけではなかったかもしれない。いやあYahoo!の乗換案内って難しいなあ。

4.神戸市営地下鉄と新快速

というわけで色々あったが、漸く神戸市営地下鉄を利用できたのであった。私は新神戸駅に通る地下鉄は北神線だけだと勘違いしていたが、実は北神線というのはかつて北神急行電鉄であった新神戸駅以北の地下鉄路線のことであり、新神戸駅から南下して神戸中心市街地を通るのは西神・山手線とのことである。私が乗車したのは後者の西神・山手線である。

西神・山手線。あんまり上手く撮れてないね。
西神・山手線のLCD

この西神・山手線だが、思いの外乗客が多く、実に驚かされた。また、新神戸駅から三宮駅へ向かうのに、東京の地下鉄の2つの駅間と遜色のない所要時間しかかからなかったという点に対しても驚愕した。決して新神戸~三宮の路線長を新神戸~谷上とほぼ同等だと勘違いしていたわけではない。新神戸駅は案外神戸の中心地に近いんだなあと感心した。そして三宮駅に着き、ここからJR三ノ宮駅の改札口を通る。当然そこでは例の乗車券を改札に通した。そしてここでもまた若干ゃTo LOVEることになる。一体どういう事態になったのかというと、以下の画像を見れば分かるであろう。

三ノ宮駅の案内板。どちらが神戸駅に行くのか分かりづらい。

いやどっちが神戸に行くんだよ!!!!!

こんなん地元住民にしか分からんでしょ・・・。まあYahoo!の乗換案内で見ればどっちかは分かるし、3・4番線ホームに通ずる階段の傍の壁には神戸・西明石・姫路方面と書かれていたしで、結局事なきを得たから大丈夫だったが。というか、方面を表すのに明石ではなく西明石を採用しているのは、西明石が新幹線駅とは言え、少し面白い。さて、ここからJR線に乗るのだが、なんとここで来たのはあの新快速。まあ兵庫県だとそこまで通過しなかった気がするし、そもそも三ノ宮から神戸まで新快速で行っても通過駅は元町だけでそこまでの恩恵は得られないのだが、以前から若干ゃ憧れがあったので乗られたのはラッキーであった。この新快速という種別、関東民の中には首都圏にも導入するよう言っている人がいるらしいが、自分は別に湘南新宿ラインと上野東京ラインで事足りるのではないかと思う。(中央線やら総武線やら京葉線やらに導入してほしいというのなら、少しは気持ちは分かるかもしれない。)因みに新快速は一応撮影したのだが、上手く撮れなかったため、ここに新快速の画像は掲載していない。本当に申し訳ない。

5.神戸ハーバーランド~大室家上映前編~

それから新快速で神戸駅に着き、キャリーバッグを駅構内のコインロッカーに預けてから行った先が、あの神戸ハーバーランドである。

これは神戸ハーバーランド入口というより、当該施設への行き先案内のための看板だと思われる。

そして、私が向かった先が、OSシネマズ神戸ハーバーランドの在るumieである。

神戸ハーバーランドumie

この施設周辺の光景であるが、以下のように滅茶苦茶綺麗にライトアップされていた。この光景は関東民からするとみなとみらいを思い起こさせるであろう。

神戸の美しき光景。電飾が施されている木が立ち並ぶ様はみなとみらいを彷彿させる。

それから私は夕食のためにmosaicまで直行。そこでぼてぢゅうというお好み焼き屋で食事を摂った。折角だから兵庫名物にしたろ!と思い、それにあたるものを注文しようとしたところ、その食べ物には自分の嫌いな辛味が付与されていたため、別のものに注文し直した。折角の神戸でその地特有の食べ物が食べられなかったのは残念だったが、こちらも美味しくはあったので良しとしよう。

ぼてぢゅうで摂った夕食

そして、ここからSOUTH MALLに在るOSシネマズ神戸ハーバーランドへ行き、大室家の上映時間に間に合わせた。実はこの日2月29日は大室家が大概の映画館で上映が終了する日であり、OSシネマズ神戸ハーバーランドも例に漏れずその1つであった。私はこの事実を知った後に急遽パリピ孔明の前日に大室家を見る予定を追加し、この神戸の地に訪れたというわけだ。大室家に関しては以前も地元の映画館で閲覧したのだが、感想を記述したかったことととある人物に対する私の感情を確認したかったということもあり、再度視聴したというところであろう。

神戸ハーバーランドumieにあった大室家の看板(?)

6.神戸ハーバーランド~大室家上映後編~

この大室家の感想を述べると、日常系にある安定した面白さがあった、と言ったところであろう。正直この映画を見る前は、大室三姉妹の中でバカ扱いされている大室櫻子をコケにしまくり、大室撫子と大室花子を作中で崇拝しまくることで笑いを取ろうとするクソ退屈な内容だろうと予想していたが、実際は花子様はともかく撫子は特段そういったこともなく、寧ろ撫子に纏わる人間関係が気になるような内容になっており、櫻子に関してはちゃんと良い側面まで描写されていて、実にキャラに対する愛が感じられる内容だったとここに述べておく。具体的な感想は以下の記事にて述べているので気になった読者諸君は見に来てほしい。

そして大室家を無事に見終えてホテルに向かおうとした矢先、なんとエレベーターが1階に行ってくれないではないか。そう、大室家が終わった頃にはもうすっかりumie内の営業施設の大半が終わっており、どこに行けば良いのか分からず仕舞いの事態に陥ってしまっていたのだった。そこで地元の高校生らしき集団がエレベーターに乗ってきて、困惑しつつもエレベーターで行ける地下階を指定したので、私は彼らに同行することとなった。その階に降り立った際には彼らの後を追うかのように歩き続け、その地下階にあるエスカレーターで地上に出ることで漸く脱出できたのであった。ありがとう高校生らしき少年達・・・。

7.神戸駅から三ノ宮駅、そして宿泊施設へ・・・

それから神戸駅構内に辿り着き、コインロッカーからキャリーバッグを取り出して三ノ宮方面の駅ホームに向かうと、今度は東西線(学研都市線)がやってきたのであった。この車両はなんとあの松井山手行きであり、これは北陸新幹線の延伸時に新駅が設置されると言われている駅である。北陸新幹線の敦賀~京都~新大阪が開通するかどうかはともかく、新規の新幹線の停車予定駅がこれから増えると思うとかなりワクワクして仕方がない。ここでも車体は上手く撮影できなかったため写真は掲載しないのだが、LCDが車内の中央に取り付けられている様は関東では見られないので、その写真を以下に掲載する。

私が乗車したJR東西線(学研都市線)では、LCDが車内の真ん中に配置されていた。関東では到底見ることができない光景である。

三ノ宮駅で降りて向かった先が神戸ルミナスホテル三宮。ここは私が日本旅行で指定したホテルであり、部屋の内装が非常に綺麗となっている。一般人からしたら割とよくある光景かもしれないが、ネカフェ泊まりがデフォルトだった私からしてみれば、こんな場所に泊まることこそが豪勢というものである。いやあ従来の新幹線の往復料金で新幹線の往復チケット+ビジネスホテルの素泊まりの旅行ができるというのだから、本当に日本旅行様々である。

神戸ルミナスホテル三宮の内装。とても綺麗で美しい。

さて、本来ならばここから銭湯にでも行く予定であったが、この日は生憎の悪天候であったことから、この部屋のバスルームで風呂を済ませることにした。勝手にお湯張りをしてくれる都合の良い機能はないため、手動でお湯を溜めていたのだが、ホテルのフロントで頂いた入浴剤を使用していたこともあってか、そんな擬似的なお風呂でも普段シャワーで済ませている自分からすれば概ね満足できるわけで、普段のシャワーよりは疲れを癒すことができた。そうして明日出発するために荷物を粗方整え、私は明日の日本最速上映のパリピ孔明の映画に備えて就寝するのであった。その翌日に私は、パリピ孔明を世界一早く見ることに成功したのであった。そのことについては後日【2日目】の記事を上げるので、期待して待っていただきたく存じる。

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【計画編】

【2日目】

(近日公開予定)

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