非定型うつなんて治らんし心配もされない。
この2週間楽しいと思うことはありましたか?
巷に広まる「うつ病診断」でよく見かけるこのセリフ。そして「まあそこまで楽しくも無いけど笑ってはいるな。そこそこ楽しい時間もあるな。」と思っていいえに〇をつけて、自分はうつ病じゃないのかーと安心したような、でもじゃあなんなんだろうと不安になったような。そんな想いをしている人が居ると思う。
楽しいことは楽しいと思うし面白いことは面白いと思う。それと共に死にたさや苦しさ生きづらさで沈み込む。いわゆるうつ症状がはっきりと表れる。
それ、非定型うつ病かもしれませんよ。
そういう選択肢を知っておいてほしい。
微笑みうつ病という種類も出てきた。うつ病と言っても一概には言えない。傷口が目に見えるタイプの外傷と違い、心や脳の問題というのはどうにもカテゴライズしにくいから仕方ない。
うつ病に特有のタンパクマーカーでも発見されて、それが血液検査や粘膜検査で判定できるものになれば、コロナウイルスのように陽性、陰性っていう話も出来るんだろうけど。
治療すれば治るかもしれないね。
タイトルに書いた”治らない”というのは70億分の1において事実なだけで、全人類の99%以上にとっては嘘だ。n=1、つまり私の場合のこの症状は一向に治る気配が無い。そもそも治療を諦めているし病院にもいきたくない。
人と話している間は普通に話せる。周りからも面白いと言われる。頼りにもされる。笑うし挨拶するし笑顔で居られる。人前では。
仕事もやるし自炊もするし片付けもするしいたって普通の生活をしている。
実際のところは気力なんかなく、退屈で、死にたくて、何もかも辞めたいけれど辞められない。それが私。
とにかくずーっと死にたい。ごまかす為に酒を飲み、ごまかすために飯を口に入れる。なかなか寝付けず遅刻ギリギリに起きてダッシュで出かけてゴミ出しを忘れる。人の愚痴を聞き相手を励まして、自分は愚痴らず褒められも励まされもしない。
生きてて良いことなんてない。毎日いつになったら死ねるかなって考えて、朝が来なきゃいいのになって願いながら寝る。そしてアラームで起きてダッシュで出勤する。この繰り返し。
わからない人にはわからない。でもわからない人がうらやましい。かといって、わからない人にはそのままで居てほしい。
今まで大した本を読んでこなかったやつが自己啓発書を読んで気づき、喜び、幸せを感じるのがうらやましい。それがきっと大多数の正しさだ。
自殺なんてしないよ。毎年大体200万円+消費税を死ぬまで納めるのが私の生に与えられた使命。子供もつくらないし家庭も要らない。
病院に行ける人は行った方がいいよ。誰かに話を聞いてもらうってのは大事。ただで出来ることにお金を払おう。意味が変わってくるから。楽になるのかは知らん。良くなるかも知らない。
ただ私にはできないことだから。
少しでも良くなろうと思う人は病院に行ってくれ。
最後に
私と同じように人生諦めた人。ただ死ぬまで耐えることを選んだ人。
その生き方でもいいんじゃないかな。
慰めるつもりなんかもちろんなくて、同類の言葉として聞いてほしいんだけど、良いか良くないかで言えばもちろん良くないよね。楽しくハッピーに生きられたらいいなって思うもん。
でもできない人だっているよね。かといってそれを受け入れる必要も無い。
ダメだなあって思いながら毎日過ごそう。嫌だなあって思いながら毎日過ごそう。
一応さ、大した勉強してきたわけではないから100%の自信は無いんだけど、今のところ死ななかった人間を私は知らない。
だからいつかきっと死ねる。その事実だけが救い。だからその時を待とう。
その時まで苦しんで苦しんで、嫌な思いもいっぱいして、泣きたくなるようなことも退屈な時間も沢山過ごして、死ぬのを待とう。
これ以上なんて無理だって。仕方ないって。何者にもなれなくて悔しいけど、もうこれは仕方ねえって。私らの人生じゃなかったのよ、結局。
楽しいことなんてないよ。大きな変化もないよ。
それを知りながら「ああ、なんかいいこと無いかな」「なんか面白いこと無いかな」「10億円とか急に降ってこないかな」とか考えながら時間潰して死ぬのを待とう。
私はそうしてる。けして特別なことじゃないからね。
人生所詮暇つぶし。死ぬまで時間をつぶすだけだよね。
これ以上後ろめたいことを増やさなくていいように気をつけながら当たり障りない時間を消費しましょう。
いかに時間を無駄にするか。どれだけの時間を浪費するか。私らにできるのはそれくらいだよ。
頑張ろうな、お互い。どうせ明日も明後日も来週も来年も生きてるよ。
そんな簡単に死ねねえって。
やる気も目標も生きがいもいらない。整腸剤とビタミン剤飲んで、頑張ろうな。
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