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モスクワ・テロへの報復でウクライナと欧州が危ない⁉︎ブラックスワンに備えよ!

133名もの犠牲者を出したモスクワの銃撃テロは、
「イスラム国=ISIS」が犯行声明を出しましたが、
ISISはいったい誰によって作り出されたのでしょうか?

ちょうど2週間前、在ロシア米国大使館が、モスクワで大規模なテロが差し迫っていることから、モスクワに在住する全てのアメリカ国民に対して、コンサートホールなど人の集まる場所に行かないよう注意喚起が出されました。

そして可能ならば、ロシア国外へ脱出するよう米国・英国の大使館が自国民に呼びかけていることをご紹介しました。

3月22日、「スカル・アンド・ボーンズ」を彷彿とさせる「322という数字」に日に、モスクワ郊外のコンサートホールで、武装集団ISISが観客を銃撃するという、大規模なテロが発生しました。

現時点で、133名が亡くなり、145名以上が負傷する大惨事となったことから、ロシアのプーチン大統領は23日にTV演説を行い、今回の血生臭い事件に関与した4人を含む11人を拘束したことを明らかにし、
全員を特定して処罰すると述べています。

ロイター通信が、イスラム過激派組織「イスラム国=ISISがSNS上で犯行声明を出したと報じています。

「イスラム国」は、中東シリアへの軍事介入などを巡ってロシアを敵視していることから、今後、ロシア・ウクライナ紛争が、中東に飛び火して戦火が拡大する
のではないか、との懸念の声も高まっています。

銃撃があったモスクワ郊外の「クロクス・シティホール」では、ロックバンドの演奏が始まる前に、迷彩服をきた武装集団が、ステージや客席から侵入し、
逃げ惑う観客を次々に銃撃してパニック状態となる様子が、観客がSNSに投稿した映像で窺えますが、本当に恐ろしい光景ですね。

その後、爆発音がして、同コンサートホールは大火災に見舞われました。

ロシア当局が、現場から逃走した車を追跡し、ウクライナやベラルーシと国境を接する西部ブリャンスク州でタジキスタン国籍の男が拘束されています。

このことから、プーチン大統領は23日、「容疑者らがウクライナに向けて逃亡しようとした」と指摘し、「ウクライナとの国境を越えるための『窓口』が用意されていた」と述べて、ウクライナ側がテロに関与し
た可能性を示唆しました。

一方、ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問はSNSで同国の関与を否定しており、
米国のジョン・カービー大統領補佐官も記者会見で「ウクライナやウクライナ人の関与を示すものはない」と述べています。

本当のところどうなのか非常に気になるところです。
今回のテロを受け、モスクワやサンクトペテルブルクなど大都周辺で、大規模な公共イベントは中止され、美術館や劇場なども閉鎖される見通しだということです。

西側は2週間も前に、こうしたたテロが起きるとの情
報を事前に予告していたわけですが、どういう経路でテロ情報を事前に知ったのでしょうか?

ISISというイスラム武装組織は、その背景には米国とイスラエルの情報機関が関与しているのでは?という噂が以前から絶えません。

またISは、反シオニズムを標榜しながらも、イスラエルを直接攻撃した事例があまりないことから、「今回のテロ攻撃、実は西側諜報機関によるものではないか?とも囁かれています。

トランプ前大統領が以前、「ISISを創設したのはオバマだ!」と発言したことが、部分的に切り取られてCNNなどで大きく拡散されている点も気になります。

また、フランスのマクロン大統領が、ウクライナに自国の兵士を派遣する用意があると発言したり、
NATOの元帥が、「水やバッテリー電池、懐中電灯、ラジオを備蓄するよう」真顔で備蓄を呼びかけています。

米国では、ロン・ポール氏が「嫌な予感がする。ブラックスワン的な出来事が、今後起きるのではないか」
と、相次いでXなどで投稿している点も気がかりです。

フランス地上軍司令官は「要請があればパリは30日以内に2万人の軍隊をウクライナに派遣する用意がある」
「平和を望むなら、戦争の準備をしなさい」と、具体的に言及している点も、キナくささを助長しており、
英国に至っては、「キエフ周辺にNATO軍を配備する計画」を支持しているとのこと。

特に英国軍は、2024年5月までにウクライナにNATO軍を派遣するため、ルーマニアとポーランドの国境地帯から大規模で機動性の高いNATO軍を準備することを提案しているそうです。

プーチン大統領は、もしフランスや英国が参戦するとなれば、「即刻、首都を核攻撃する。これは決定事項だ!」と強い口調で語っています。

こうした背景を踏まえて起きた3月22日のモスクワテロ。ロシアとNATOとの戦いが拡大して、中東イスラエルに飛び火するのも時間の問題と軍事アナリストらが警戒しているようです。

まさに「エゼキエル書」のシナリオをそのまま行く流れで、現在はウクライナと欧州に「核の脅威」が迫っているようなのです。

巷では、大谷翔平選手の通訳による違法賭博や、英王室のキャサリン妃のがん報道など、センセーショナルな報道であまり詳細に分析されていないウロ情勢ですが、今回のモスクワテロ事件を境に、情勢が一気に
動く可能性が高まっています。

NATO諸国を巻き込み、中東イスラエルにまで戦火が拡大すれば、世界大戦に発展しかねないティッピング・ポイントに今差し掛かっているのです。

今日入ってきた最新ニュースでは、ロシアの爆撃機14機が、ウクライナへ向けて大規模な攻撃をスタン張っいるとの情報もあります。

最後にNATO将校が、SNSで呼びかけたことを、もう一度ご紹介します。

「電池、懐中電灯、ラジオ、水を備蓄してください!平時は終わりました」

「最初の36時間を確実に生き延びるために、水、懐中電灯、電池式ラジオが必要です」

「皆さんは、平和であることが当たり前ではないことを認識する必要があります」

「私たちは争いを求めているわけではありません。しかし、もし彼らが私たちを攻撃するなら、私たちは準備をしておかなければなりません」

ここでお知らせです。

3月27日(水)午後 8:00より
越境3.0チャンネルの石田和靖氏と、オンラインの対談セミナーでお話しさせていただきます。
参加費は無料ですので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

お申し込みはこちらからお願いします。
https://seminar3.sakura-inv.com/

今日もここまでありがとうございました。
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