「才能がない」は思い込み
昨日の投稿にも書いたけれど、わたしはずっと自分にはお金を稼ぐ才能がないと思っていた。
その昨日の投稿はこちら：
大学時代、大企業で働く気がさらさらなかったわたしは、「くそダサいリクルートスーツを着なくていい」という理由だけで、アパレル企業の面接を面接を受け、そのまま入社した。
みなさんご存知だとは思うけれど、販売員の、しかも新人の給料はとっても低い。正社員でも、月17万円とかその辺だったと思う。
キャリアにまったく興味がないわたしは、嫌になったら仕事をやめて次、を繰り返していた。しまいには正社員の不自由さが嫌すぎて、派遣やバイトとして働いていた。
そんな感じなので、求人広告会社で務めていたときにもらっていた26、7万がわたしの最高月収だった。そして自分にはお金を稼ぐ才能がないんだと思い込んでいた。
独立してからも、生きるのに困らないけれどすごく稼いでるわけではないくらいの収入でゆるゆるとやっていたので、やっぱり稼ぐ才能がないから将来は稼ぐ旦那さんと結婚しないとなーなんて思っていた。
でも「稼ぐ才能がない」というのは間違いだった。稼ぐ才能があると言えるかどうかはわからないけれど、今は会社員時代の4倍ほどのお金を稼ぐことができている。
わたしは「会社員として働いて人よりお金を稼ぐ才能」がなかった（というかしたくなかった）だけで、稼ぐ才能がないわけでは決してなかった。
わたしたちは自分の才能を間違って評価しがちだ。
例えばわたしは人前で喋るのが苦手なので「わたしって話すのが苦手な人間だ」と思っていたけれど、スクリーン越しのライブ配信だったらめちゃくちゃ楽しんで話すことができる。
小説家のように、何もないところからストーリーを生み出すことはできないけど、わかりやすく書いたり、文章で人に伝えることはできる。
「自分には〇〇の才能がない」と思ったら、その考えをまず疑ってみよう。〇〇の才能がない、ではなく、〇〇の才能を発揮する方法をまだ見つけてない、と思った方がいい。
もちろん結果を出すには圧倒的な行動量が必要だけど、まず大前提としての「才能云々」のところは払拭しておかないと、発揮できる才能もできなくなってしまう。
わたしたちは才能がないのではなく、まだ才能を発揮できる手段を見つけていないだけだ。
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