内側を知るためにあえて外に出る。世界へ出よう。世界を知れば日本がわかる。
世界に出て、色んな国を旅して得たものはたくさんあるけれど、そのひとつが「日本を大好きになれた」ということだ。
世界の様々な国を見て日本と比べ、いいところ悪いところをを客観的に考えられた。日本にいるときよりももっと自分たちの国を知りたいと思えたし、本当にいい国に生まれたよなあとしみじみ感じることができた。
世界に出る前までのわたしは、日本に対して少し怒っていた。
真面目で頑張ることが美徳で、価値観が狭くて生きにくい。常識や風習にとらわれてなかなか前に進もうとしない。
そんな風に思っていたし、つまらないと感じていた。だから海外の自由さに憧れたし、日本を出て他の国に住みたいと思った。
海外に住んでみて感じたのは、当たり前だけど物事にはいい面と悪い面があるということ。
たしかに海外の多くの国は自由で陽気だけど、それはつまり不真面目で怠惰な面もあるということでもあった。
真面目で勤勉なことに息苦しく感じるときはあるけれど、それがあるから快適に過ごせる。街はきれいだし、その辺の店で買える料理はどれもおいしく、製品の性能は驚くほど良い。
例をあげればキリがないけれど、当たり前すぎて忘れていたことを、海外での生活が思い出させてくれた。
…
日本では得られない、色んな経験を得ることが旅や海外生活の醍醐味だけれど、日本を客観的に見つめなおせる、というのも大きなメリットだ。
日本に不満があったり、なんだかつまらないと感じている人こそ、海外に出てみたらいいんじゃないかな。日本っていい国じゃんときっと思えるから。
わたしは今、日本は本当に最高な国だと思えるし、もっと魅力を知りたいと思う。だから日本にいられることが幸せで、楽しい。
中を知るために、外に出る。
外に出ないと、中のことはわからないから。
世界へ出よう。世界を知って、日本を知ろう。
自分の国を好きになれるって、すごく素敵なことだから。
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