実は超安定志向です
これを言うと驚かれるのだけど、わたしは安定が大好きだ。なんならわたしが大事にしている価値観ランキング2位は安定だ。(ちなみにランキングは10位まであって、1位は「自分が正しいと思ったことをする」で3位は「価値ある知識を学ぶ、または生み出す」です)
安定は超大事だ。安定があるから冒険できる。安定がなかったらわたしは自分の英会話スクールなんて到底始められていない。基礎がないところに家は建てられない。安定のないところに冒険はない。
でも5年前、わたしは自分のことを冒険心の強い人間だと思っていた。リスクを省みず後先考えずに行動する破天荒な人間だと思っていた。
でもバックパックで世界を旅して、毎日あてもなく計画もなく移動し続けて気づいたのは、安定がなきゃこんなことやってられないってことだった。安定してるから無計画な旅に出れる。帰る場所があるから知らない土地へ行ける。それがなければ怖くて冒険なんてできやしない。
会社をやめて起業したり、安定を捨てて何かを始めたり海外に行ったりする人は、自分とは違って勇気があって冒険を好む人なのかと思うかもしれないけど実はそうじゃない。中にはそういう人もいるけれど、でも大半は違う。
そういう人たちは、事前に準備してリスクをリスクじゃなくしてるだけだ。つまり先に安定を確保している。「失敗しても最悪これがあるから大丈夫」みたいなものを必ず用意している。それがなくただ飛び込むのはただの「無謀」だ。20代はぜんぜんそれでいいと思うけれど、もし人生そろそろ真剣に考えなきゃだなと思うなら準備は必須だ。でも別に大それた準備じゃなくていい。
わたしの場合は、まず住む家があるから最悪無職でも死なないという安心感があった。あとは英語ができるので、仕事がゼロになっても塾かどこかで講師として雇ってもらえるだろうというのもある。
その安心感があるから仕事をやめて自分のスクールを始められたし、今も続けられている。
もしこれからリスクを冒して何か新しいことにチャレンジしたいと思っている方がいたら、絶対に「安心」を先につくっておくことをおすすめしたい。
なんでもいい。もしうまくいかなくて稼ぎがなくなったら実家に住まわせてもらうとか、わたしの知り合いの40代男性は、起業するときに「失敗しても警備員として働くことはできるだろう」と思って会社をやめたし、超大手出版社をやめて起業した人も「失敗したらローソンでバイトしよう」と言っていた。
とにかくそういう安定材料を先につくろう。
冒険は安定の上でしか成り立たない。
超保守派で冒険しよう。
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わたしと同じ安定志向の人は英語も文法から学ぶことをおすすめします。なぜかと言うと、わたしみたいなタイプは基礎がないと不安になるからです。
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