興味のあることはすべてやってみる。必ずいつか自分の生き方がみつかる。
いまわたしはオンライン英会話スクールを開くための準備を進めているのだけど、スクールを開こうと思うに至るまでには6年ほどの年月がかかった。
20代の頃から「何かがしたい」「何か自分が心から楽しめることをしたい」「好きなことを仕事にしたい」と思うようになった。
じゃあわたしは何がしたいんだろう?と考えて、紙に書き出してみたり、友人と話し合ってみたりして、好きなことを並べてみた。
その中から、できそうなことを片っ端からやってみた。
けれどいまいちどれもしっくりこなかった。思い立ったら突っ込むタイプなので、勢いよくやり始めてみては、「なんか違う…」とやめてしまう。その繰り返しだった。
そんな飽きっぽい自分を、何事も続けられない自分のことが嫌になることもあった。
いつまでたっても「これだ!」と思えるものに出会えないことへの焦りもあった。
だけど本当に好きなものを見つけることを、諦めようとは一度も思わなかった。
いつも何か気になるものを見つけては、「今度こそは!」と思ってトライする。そんなことをやり続けた6年間だった。
そしていまは、「これで生きていきたい」と思えるもの、英語に出会うことができた。そして自然な流れで先生になり、いまは自分の英語のスクールを開こうと思えることができている。
そんなふうに思えるものに出会えたのはすごく幸せなことだしうれしい。けれどそれは今までの約6年間におよぶ、ある種の「自分探し」のおかげなのだと思う。
その時々で、気になることをすべてやってきたおかげで、自分に何が合うのか、合わないのかを知ることができた。
どんなスタイルが自分に合っているのかがわかった。
自分がどんな人間なのかを痛いほど知ることができた。
だから今のわたしがある。今の、大好きなことを仕事にできているわたしが。
はたからみたら、失敗と言われてしまうかもしれない、諦めの早いやつだと思われてしまうかもしれない、続ける根性のないやつと思われてしまうような生き方でも、たくさんのことにトライし、あきらめ、また探し、トライすることを繰り返してきたおかげ。
そこに至るまでには壁がたくさんあって、強く当たりすぎて大怪我したこともあったけれど、一度も自分が生きる道を見つけることを諦めず、しぶとく探し続けたことは、わたしの私自身への自信になっている。
探し続けよう。いろんなことにトライしよう。
自分を諦めずに生きよう。
そうすれば必ず見つかるから。
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