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3時間労働と“生産性”という言葉

昨日までの2記事で実際に3時間労働で実現できている世界があるのではないか、ということを見解を示してきた。
(後者の記事はそれを実現している方の本の紹介のみとなっていますが)

1日8時間労働で生きている人と、1日3時間労働で生きている人がいる。
事実だろう。
しかし、この差は何かというと「生産性」という言葉で言い表すことができるのではないか。

つまりこういうことです。

・1日8時間労働で生きている人
・1日3時間労働で生きている人

この2つのタイプの人が最低限生きていくだけの収入を得るだけのアウトプットを、どちらも同じように出しているということです。
つまり、1時間あたりでアウトプットしている量が大きく違うのです。

前者のフランス人の例で言えば、

彼らは就業時間内に絶対に仕事を終わらすために、やたらと効率を考えて働くという

という部分である。効率をいかに良くして仕事を終わらせるか、という点である。

下記記事ではより具体的に集中力と生産性の関連性、生産性を向上させるためのヒントが書かれている。
(この記事では「1日4時間労働」が理想的と言及されている!)

イリノイ工科大学の科学者が1950年代に行った研究では、週に35時間働く人は、20時間の人と比較して生産性が半減することが分かっている。
時間が限られていれば、作業をできる限り終わらせようとする気が起きる。このエネルギーの急上昇が、最初のアクションを起こさせ、勢いを生む。結果として、同じタスクのために丸1日時間を空けておいた場合よりも、生産性は上がる。

単純に時間に制限をかけることにより、集中力を上げて、結果生産性があがる。

ただ闇雲に、時間を制限して頭脳の回転数を上げれば良いというわけではない。
本当に自分自身の手によって取り組むべき事は何なのか、を考えて自分の価値が活かせることに集中する、というのが肝要である。

それを実現するヒントとしていくつか紹介されているが、例えば下記の様なこと。

重要なタスクを委託し、自動化する
機械で自動化できるものは、全てそうするべき。効率化できるものは、全て効率化する。委託は、あなたが持つ最重要ツールであり、あなたは何かに不必要なエネルギーをつぎ込まないように気を付けなければいけない。

タスクを委託することにより自分の労働時間を減らす、または、自動化できるものは自動化して自分の労働時間を減らす。
アウトプットは減らさずに労働時間を減らす考え方だ。

これらを具体的に実行していき“生産性”を上げていくことが3時間労働で生きていける世界を創るヒントになるのではないかと思う。

残念なことに理想論を思い浮かべたり、こういった考え方や自己啓発の記事をたくさん読むのですが、それを実現する人はあまり聞かない。
いままで実現できていない自分自身もそうだ。

なので、これからは一つずつ、具体的にアクションできるような小ネタから、考え方の整理を含めて書きながら進めていきたい。
これをお読みの方も私のブレストに付き合っていただき、一緒に3時間労働で生きていける世界を創っていければ、たまらなく嬉しいです。



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