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組織ではなく個人として生きる

今回、入院中に読んだ『CREATE WORK』について紹介したいと思います。
この書籍は前々から気になってはいたのですが、タイミングを逸していたため、今回読むことにしました。

以下、私の考えや書籍感想を記載しています。

昨今、キャリアパスの考え方が大きく変化しています。
今までは「1つの企業で新入社員から定年まで勤める」ということが当たり前の世の中でした。
しかし、現代は終身雇用の崩壊メンバーシップ型からジョブ型への転換人材の流動性の高まりといった、様々な変化が生じています。

私の所属する医薬品業界も「労働市場」に関して、大きな過渡期を迎えており、大手各社は大規模なリストラの実施事業売却経営戦略の転換等を通じ、人材の流動性が高まっており、他社やベンチャーに転職する方々がここ数年で大幅に増えています。

この激動の社会を今後生き抜くうえで必要なのは、『会社の看板』ではなく、『私』という人間そのものの価値が大変重要になります。

』、つまりは『個人』を主軸に自分は何をしたいのか、自分には何ができるのか自分に必要なスキルは何か、これらを常に見直し、都度軌道修正を行っていくことにより、自分だけのキャリアパスを構築できるのです。
そして、ここで得られた知識・技能・経験はどんな会社でも通用するものであるため、会社が無くなっても『個人』で生きていくことが可能になります。

私自身は、キャリアを以下のような掛け算で考えるようにしています。
大学で学んだこと、会社で学んだこと、これから学ぶべきこと、これらを掛け算していき、最終的に自分が何を遂げたいのかでキャリアを考えています。

掛け算

この書籍に書いてあることは、よく自分のキャリアについて考えている人からすれば、当たり前のことが書いてあると思うかもしれません。
しかし、読んで改めて気づくこと、忘れかけていた気持ちを再度奮いたたせてくれます(とりあえず私はそうでした)。

興味があったらご一読いただければと思います。

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