#132 熱量が集まる瞬間に人は熱狂する話
こんにちは。
神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。
今回は「熱量が集まる瞬間に人は熱狂する話」について書きます。先日参加した学生の皆さんの発表会で感じた熱量が集まった瞬間にグッときたので、その理由を言語化していこうと思います。
それでは深掘りしていきましょう!
(約2,000文字 / 4分で読めます)
・ドレスショーについて
まずは簡単に発表会の内容をまとめていきますね。年に数回、私も授業の一環として参加しているブライダル専門学生の皆さま(以下、学生の皆さま)の発表会として毎年ドレスショーを開催しています。
ここではドレスのテーマのみ決められていて、あとは全て自由に考えてOK。そのためグループ毎に工夫やアイデアが凝っており、毎回刺激をもらっています。またドレスを作るだけでなく、モデルも学生が担当してランウェイでのパフォーマンスや最初の映像演出、そしてBGMまで全てを考えているおり、今回は9グループの発表だったのですがコンセプトがそれぞれ違った目線で表現されており、中には私たちが考えつかないような斬新なアイデアを盛り込んだドレスや「そうきたか!」と思わせる演出、私自身も刺激になりました。(最後に印象に残ったグループを3組選出するのですが、本当に難しかった・・・)
そして今回からドレスショーの前半4組、後半5組のランウェイの後にそれぞれドレスの想いをプレゼンする時間があったのですが、これがとっても良かったんですよね。なぜかというとこれまでは各グループのコンセプトは場内アナウンスと簡単な資料のみのため、どうしても細かいニュアンスやそこにたどり着いた想いまで知ることができませんでした。それが今回想いを聞くだけでアイデアの発想やコンセプトに込めた想いを聞き、よりドレスの魅力に気づくことができました。
・熱量をどれだけ集められるか
で、ここからが本題なのですが、プレゼン中にそこにかける想いや悩んだ日々を思い出し涙をこらえながら流す人もいて、グッと心を打たれたんですよね。
久しぶりに全員が最大限の熱量をかけて作り上げた、学生の体育祭のような雰囲気を。おそらく私のような式場関係者が来ることを知っていたでしょうし、それぞれドレスに対する想いがあるため、方向性の違いからときに議論が白熱してぶつかったり、どのように表現したらいいのか悩むこともあったと思います。そんな日々をグループメンバーで支え合い、自分たちの想いを表現するためにひとつにまとまるあの雰囲気が涙を流したのではないでしょうか。
そのおもい部署がマーケティング部ということもあって「よく効率的に・数値化する」とメンバーに口にしているようには言ってはいますが、熱量はどこか昔よりも減った気はします。もちろん日々メンバーとは目標達成に向けて全力で取り組んでおり、手を抜いている訳ではありません。この言語化を今週ずっと考えていたのですが、私の答えとしては「がむしゃらに目標に向かって努力しているか」です。
20代はとにかく若えゆえの勢いと夢に向かって進む熱量でひたすら駆け抜けてきました。しかし年齢を重ね、役職が上がっていくにつれて、冷静に判断する状況が増えたり、年相応の落ち着きを求められます。またどこかで「これは無理だろうな・・・」と自分の限界を決めて、そこから先には進まない判断をすることもあるかもしれません。
もちろん状況や業務によっては難しいかもしれませんが、目標に対しては常に貪欲で熱量高く、時に熱く議論しながら達成までがむしゃらに追いかける姿勢が大切になります。
・狂気的に、でも実践する人になる。
ある本には「数字は万能ではない」と書いてあるように、数字だけでは人は動きます。やはり人を動かす理由は「感情」で、その中でも私たちが大事なのは心を動く「熱量」はいつまでも忘れてはいけません。その熱量を集めれていけばいつしか熱狂に変わり、目標に向かって全員で進んでいくはずです。年齢や立場を言い訳にどこか忘れていたこの想いに、改めて気づけた1日でした。周りからどう思われていよう関係なく、あの日の学生の皆さまに負けじと熱く熱狂していきます。
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それでは!
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