たこ焼き好きは無視できない。営業は土日のみ、フワトロ食感が絶品。一葉の「たこ焼き」
ぼくは一葉の「たこ焼き」のような人間になりたい。
一度しか会っていないのに、強烈な印象を残す人。
一度しか食べていないのに、強烈な印象を残す味。
生きれいれば、そんな人や料理に出会ったことがあるはず。
ぼくにとっては、一葉のたこ焼きがそれに該当する。
一葉の存在を知ったのは、引越し先の物件を探してくれている不動産会社の人から「土日だけ営業の美味しいたこ焼き屋がある」と教えてもらったのがきっかけ。
たこ焼き好きとしては無視できない店舗としてリストアップし、買いに行こうと思っていた矢先、後輩くんの引っ越しを手伝う日がちょうど土日と重なったので、作業中の合間のおやつとして初めて買った食べた。
作業で腹が減り過ぎていたこともあってか、あまりに美味しく、自分の中のたこ焼きランキングの上位にいきなりランクインしてきた。
J2から昇格したチームがいきなりJ1の優勝争いに食い込むみたいな。
しかし、その後は土日に出掛けることも多く、食べる機会を作れなかった。
にも関わらず、この半年間一葉のたこ焼き食べたいなと、事あるごとに思い出していたのだから、最初のインパクトがよっぽど強烈だったんだと思う。
ぼくは美味いものや良いものを見つけると、他人が求めていようがいまいが、おかまいなしに紹介するという、全く空気が読めない人間なので、大阪のたこ焼きを紹介する際には、大阪駅前の名店「はなだこ」と同様に猛プッシュするほどになっていた。
これってよく考えると、すごい事だなと思っていて。
だって、大阪にはたこ焼き屋などそこら中にあるわけ。
チェーン展開しているような店舗から、いつからやってんの?てくらいに古くておじいかおばあが焼いている個人店など、枚挙にいとまがない。
まさに、たこ焼き群雄割拠なんですよ。
そんな競争が激しい大阪在住で、それなりの数のたこ焼きを食べてきたぼくですら強烈に印象が残るような、また食べたいなと思えるようなたこ焼きに出会えることなんて、まあ稀。
ポケモン赤のサファリゾーンで、ストライクがすぐに出現するくらいに稀なわけですよ。
そんな稀な存在の一葉のたこ焼き、土日だけの営業で食べるチャンスは少ないですが梅田に来ることがあれば、ぜひ食べていただきたい。
阪急の梅田駅からだと徒歩で15分〜20分くらい。天神橋筋六丁目や中津、中崎町の駅からの方が近いかなと。
ちなみに電子マネーなどで決済できるものいい。
大阪の個人がやってるお店は、ほぼ間違いなく現金のみなので、そういう点もポイント高い。
一葉のたこ焼きは、いわゆる「フワトロ系」。
表面がカリっとしたタイプのたこ焼きも好きだけど、個人的にはフワトロが好み。割り箸でないと食いづらいのが唯一の難点かもしれない。
久方ぶりに食べたけど、やっぱり美味い。
生地は出汁がよくきいている。
塩味は、すごくあっさり食べられる。別容器の塩で味を調整できるのが良くて、少量の塩がたこ焼きの旨みを引き立てる。
そして、あっさりが続くと、こってりしたものが食べたくなるのが人情というもの。そんな時はソースたこ焼きにシフトしよう。
こちらは、the王道のたこ焼きを楽しめる。ソース味はやはり安心感があって美味い。
こんな感じで、複数購入して食べ比べするのも楽しい。
ちなみに、中までとろっとろのたこ焼きなので、「そろそろ冷めただろう」と思って、ひと口で食べると口腔内が悲惨なことになる可能性があるので注意しよう。
そういえば、ぼくはフリーのWebライターとして活動を開始して早2年が経過したんですが、到底売れっ子とは言えず、相変わらず毎月がギリギリの綱渡り状態が続いています。
お取引いただけたクライアントさんの中には、ありがたくもご継続いただける機会はあるものの、ライターを名乗る人、ライターになりたがる人も多いこの世界もまさに群雄割拠の様相を呈しておるわけです。
そのような環境に身を置いているからこそ、久々に一葉のたこ焼きを食べて、「自分も一葉のたこ焼きのように、記憶に残るような、インパクトを残せるライターになりたい」と思い至った次第。
まあ、一葉のおっちゃんも焼いて焼いて焼きまくった結果、今の味に辿り着いたであろうはずなので、自分も書いて書いて書きまくってレベルを上げていくしか道はないだろうなと思っています。
ほなまた。
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たこ焼 一葉(いちは)
大阪府大阪市北区本庄西1-12-14
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