スペイン好きとしては無視できない。バルチカ03にオープンした「チリンギート エスクリバ」のパエリア
7月31日、大阪駅周辺に新たな商業施設が2つオープンしまして、そのひとつが「バルチカ03」です。
ランチ時に覗いてみましたが、「おっさん」と打ち出している割には内装はスタイリッシュで、若い人が多く来館していました。
夜になると近所のビジネスパーソンが多くなるんでしょう。
多くのお店が軒を連ねている施設ですが、中でも気になったのが、こちらのお店。
XIRINGUITO Escribà (チリンギート エスクリバ)
「スペインのバルセロナで25年以上愛され、バルセロナで最も美味しいパエリアを提供するスパニッシュレストラン」がオープンするという情報を7月頭に目にしてからというもの、スペイン好き(行ったことないけど)としては無視できるはずがないじゃないですか。
しかもバルセロナといえば、カワブチ的行ってみたい都市ランキングで上位に入りますし、なにより何度も心踊るサッカーを見せてくれた「FCバルセロナ」のホームタウンですからね。
そういう意味でも、ここのパエリアは食べに行かねばなるまいと人知れず心に誓っていたわけですよ。
で、今日たまたま大阪駅近辺で所用があったので、これ幸いということでランチ時にお邪魔してきました。
平日限定のランチセット(サラダ+パエリア)というのがあるようです。
これが良さげですね。
入店してみると、青と白を基調とした地中海風(行ったことないけど)の趣。今の季節にも合っていて、雰囲気いいですね。
メニューをいただくと、アラカルトやドリンクメニューもかなり豊富。
メニュー内容について店員さんが丁寧に説明してくださったものの、店内のBGMにかき消され、声量的に微妙に聞き取れない。
しかし、脅威の集中力を発揮し、なんとか「パエリアは2人で1種類を選ぶ」というとても大事なポイントだけは理解できました。
今回は初訪問ですから、スタンダードにパエリアは「ミックス(チキン+魚介出汁)」をチョイス。
米かショートパスタを選択するのですが、無論、米一択。
せっかくなのでアラカルトからも1品選び、「パタータスブラバス」を注文しました。
あとは、座して待つのみ。
パエリアは米を炊き上げる工程がありますから、当然ながらいつものランチと比べると提供に時間がかかります。
そこが逆に、優雅なランチタイムを過ごせているなと感じさせてくれますよ。
少し待っていると、まずセットのサラダから提供されます。
美味い。
程よい酸味とコク。ズッキーニをサラダで食べたの初めてかもしれません。
美味い。
続いて、アラカルトが到着。
いや、これめちゃくちゃ美味いな!
ニンニクもきいてて最高。
じゃがいもはカリサクの食感。
これで野球してデッドボールを当てられても、むしろ本望かもしれません。
世界中の居酒屋に定番メニューとして追加されるべきだと思いますよ。
酒のアテに最高です。ビール飲みてぇぇぇぇ。
じゃがいものアラカルトに感動していたところで、主役の登場。
おおお。This is パエリアって感じ。
これでSサイズだそうな。ボリューム感もあっていいですね。
チキンと魚介の出汁のいい香り。
出汁、スープの旨みがしっかり米に浸透していて、口の中に入れると味が一気に広がります。
具材もそれぞれの旨みが引き立っていて、鶏肉なんかはハーブがきいてて美味い。
地味に入っていたソーセージも良い。
海老も殻を剥き、身を楽しんだあとは、頭の味噌が好きなので殻ごといってやりました。
美味いわ。
途中、味変でレモンをかけて食べると爽やかな風味が増して、これまた美味い。
最後に残ったおこげはスタッフさんが取ってくれます。カリカリ食感に、スープの濃い味が楽しめて、これはまた違った楽しみがありますね。
味と食感がポテトチップスの「コンソメパンチ」みたいで、おこげ部分もすごく美味い。
逆に100円程度であの味を出してるカルビー、すげぇなと全然関係ないのに感心させられました。
いやー、バルセロナで最も評価が高いお店という触れ込みでしたが、楽しめました。
パエリアもそうですが、アラカルトのポテト絶品だった。
次は必ずビールと一緒に楽しみたいと思います。
XIRINGUITO Escribà
大阪市北区梅田三丁目2番123号イノゲート大阪 バルチカ03 301
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