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SDGsへの取り組みをやめた方が世界は平和になる

2015年に国連で採択されたSDGs。

SDGsによって、世界で起こっている問題に気が付き、取り組む人や企業が増えてきた。

世界の問題を自分のこととして捉えて、活動するようになったというのは、世界的に凄く望ましい状態になってきているんじゃないかなって思うんだよね。

その一方で、感じるのは、

SDGsに取り組んでも世界は良くならない

ってことなんだ。


なんだそれ?

みんな世界平和にしようと頑張っているんだから、そんなことを言うな!

って声も聞こえてきそうだけど、僕はそう感じているんだからしょうがない。

というのもね、僕がなぜそんなことを感じてるのかと言うと、

マイナスはどんなに埋め合わせても埋まらない!

からなんだよね。

これはね、宇宙の原理を見ていくと理解できるんだけどさ、

この現実世界というのは、僕たちの思考が五感で知覚できるようになった状態なんだよね。

ということはさ、

世界の問題を解決しようとすると、解決するための問題が起こり続ける

ってわけ。

だからね、SDGsにある世界の問題を無くしたいと思うのであれば、問題そのものに意識の焦点を当ててはいけないってこと。


僕は昨年、お金のいらない世界を作るぜ! っていろんなところで発信し、活動していた。

お金のいらない世界を作るために、お金の不安を取り除くセミナーとかやったりしたんだけど、これまでお金に困っていない人が困るようになったりとかしてきたんだよね。

僕が、お金の不安を取り除きたい! って願えば願うほど、取り除くためのお金の不安が必要になって、それが現実化していったんだ。

だからね、お金のいらない世界を作ろう作ろうとするほど、その対となる『お金の必要な世界』 が作られていったという実感があるんだ。

マイナスを埋めようとするとさ、埋めるためのマイナスが必要になってくるってのを目の当たりにしたんだよね。


SDGsをさ、ビジネスチャンスだととらえてる企業もあるし、世界の問題を解決するための商品・サービスを提供している企業もある。

でもさ、もし世界の問題が解決されたら、問題解決のための商品・サービスってどうなる?

要らなくなるよね。

そうなったらそれらを提供している企業には、お金が入ってこない。

うまく次のステージにシフトできればいいけど、できない会社は倒産しちゃうし、従業員は路頭に迷うよね。

そんなことを想像したらさ、怖くなってくるからさ、問題解決の商品、サービスがずっと売れたらいいなって思っちゃうよね。

世界の問題を解決する商品が、ずっと売れてほしい。

となると、世界の問題が無くなるのは困っちゃうので、その思考が現実化されて、世界の問題は無くならないと。

なので、SDGsに取り組むと世界は平和にならないというわけよ。


だからと言って、世界の問題を無視するなと言いたいわけじゃないんだよね。

世界の問題にひとりひとりが意識を持って、何らかのアクションを起こすというのは本当に素晴らしいことだと思う。

僕が言いたいのは、意識の焦点のこと。

マイナスに意識をフォーカスさせて、何とかしようとしてもマイナスは埋まらないよ 、ってことなんだよね。

どんなに今がマイナスの状態だとしても、マイナスを埋めてゼロに戻すのではなく、既に埋まっている前提でプラスを積み重ねることに意識を置く。

例えるなら、借金をどうやって返すかではなく、返し終わったら何がしたいのかを考えて、アクションを起こすってこと。

この宇宙ってさ本当に面白いもので、今がどんなにマイナスかなんて関係ないんだよね。

どんなにマイナスの状態でも、プラスの世界に生きることに意識をフォーカスさせると、マイナスはいつの間にか埋まってて、プラスの世界が現実になるんだ。

つまり、借金が無くなって幸せに楽しく生きている情景を創造し、そうなるように生きていると、自然と借金は無くなっていて、幸せに楽しく生きられるようになるってこと。


これは、SDGsも同じ。

SDGsにある17の開発目標が解消された先にある世界をイメージし、それを今から創っていくと、いつの間にか世界の問題は綺麗さっぱり無くなっているってわけ。


僕の目指す新世界は、全ての人が本当にやりたいことをやれる世界。

そして、僕がやっていることは、本当にやりたいことをやるってこと。

お金とか時間があるなしに関係なく、やりたいことをまずやる。

そんなことをしている。

2020年、お金を稼がない生き方をはじめて、もうすぐ900日目になるのだけど、こうして継続できた理由は、マイナスの埋め合わせの生き方をせずにプラスの積み重ねをして生きてきたからだと思うんだ。

お金はどこからともなく入ってくる。

時間も空く。

本当にやりたいことを僕にやらせるように、宇宙が応援しているみたい。

でも、現実の仕組みってそんなもんなんだよね。

自分の思考は現実化する。

そしてそれを理解し、活用すれば、世界をも変えられるってことなんだ。

SDGsは世界の問題を教えてくれるし、可能性も見せてくれる。

しかし、本当に意識の焦点を合わせなければいけないのは、問題そのものではなく、問題の先にある理想の世界。

その世界を作る活動を始めると、SDGsは本当にクリアされていくんじゃないかな。

僕は、そう思うんだ。

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