天才物理学者ファインマンと、平凡ヒンジャクマンの違い
25歳という若さでマンハッタン計画への参加
量子電磁力学の発展に寄与したことによるノーベル物理学賞の受賞…
眩しすぎて見えないほどの輝かしい功績を残した天才物理学者、ファインマンさん。
マンハッタン計画どころか会社のバーベキュー計画にも呼ばれず、
中学時代の皆勤賞しか受賞歴のない私と、何が違うのでしょうか。
月曜日の夜から、天才との違いを浮き彫りにしていく辛い作業やります。
金庫破りを極めてしまえ!!
ファンマンさんから学ぶ天才になる鍵の一つは、際限のない好奇心です。
何事も試してみなければ気が済まない性格が、彼に幅広い知識を与えました。
気になったものなら、やってみればよい。
突き詰めたいと感じたのなら、終わりが見えるまで徹底しましょう。
…とはいったものの、私のような貧弱マンは何かをトップレベルになるまで極めたことって、ないですね。
ファインマンと貧弱マンの違いは、好奇心と上達への情熱のレベルの差なのでしょう。
逆に言えば、一つでも極めることができれば、せめてノーマルマンにはなれるということです。
極めたいものを見つけるには、好奇心が必要なんですね。
やはり天才の条件は、好奇心。
ちなみにファインマンは物理学が専門ですが、
金庫破りの方法を模索することに本気になり、原子爆弾の報告書などの機密情報が入った金庫も5分で開けてしまうレベルへ到達しています。
すべてが実験動物に見えるぜ…?
常に好奇心と遊び心で満たされている人間にとって、偶然の出来事は最大の実験材料です。
ファイン料理人は、食材に見えたものは全て鍋へぶち込み味を確かめます。
ファイン医者は病気の人間は解剖しないと気が済みません。
ファイン土木作業員は目にした山全てにトンネルを開通させます。
与えられた事象を、試す機会だと捉えるのです。
家にハエが入り込んだのなら、一番効率的な追い出し方を考えるチャンスです。天才にとって、人生は常に、材料に満ちた極上の実験室なのです。
楽しんでいる人間の無敵性
観察眼のある人なら、気がついています。
楽しんでいる人間には、絶対に勝てません。
なぜなら、彼らは勝負をしていないからです。
自分だけの世界で生きている人間は、強制的に世界一になれます。
ままごとをさせられている大人と、
本気で取り組む子供を見ればわかります。
大人はうんざりしていますが、
子供は包丁を持って、激しい息遣いで前のめりです。
どんな学問も、どんな職業も、どんな娯楽も、
やらされている感が出ると面白さ8割減です。
「好きだからやっている」
こういう人は、永遠に、自然に努力できます。
自発的に楽しむという感覚が、
漕がずとも自分を運んでくれる波を生むのです。
天才には、好奇心と遊び心が満載という話でした。
天才の要素を知った私達はもはや、「ややファインマン」です。
仕事なんてやってられませんね。
遊び呆けましょう。私は俗世を謳歌するのです。
明日の仕事なんて真っ平マンです。
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