見出し画像

「人生は公平ではない。そのことに慣れよう」── いま心に響く、5つの言葉

こんにちは。NewsPicksソーシャル編集部の土山です。

とても暑い日が続いていますね。夏バテしてしまっている方も多いのではないでしょうか。(私もその一人です)

今回は、日常の悩み(人付き合い、仕事など)を解消したり、自らの目指すところに向けて前進するのに役立つ言葉を、これまでNewsPicksのTwitterアカウントに投稿してきた中から厳選して、私なりの学びポイントと一緒に紹介します。

まずは、ビル・ゲイツの言葉からどうぞ。

①人生は公平ではない。そのことに慣れよう(ビル・ゲイツ)

画像1

画像23

マイクロソフト創業者、ビル・ゲイツが、高校生向けに行ったスピーチ、「学校では教えられない、人生で大切な11のルール」の中での言葉。

この言葉には、下記の意味が込められています。

残念ながら世の中は不公平な事だらけだ。自分の力ではどうにもならない事もある。だからといって、自分には才能がない、環境に恵まれていない、などと嘆いていても仕方がない。現状を把握し、受け入れて、それを打ち砕く為に努力し続けた者だけが何かを成し遂げることができるんだ。

〈学びポイント〉
「他人と自分」、「過ぎ去った良い時代と今」を比べるのは、全く建設的でない。地に足をつけて前進していけば未来は開ける。

②失敗は名誉の証として、身につけていなくちゃ(サンダー・ピチャイ)

画像25

画像26

グーグルのCEOを務めるサンダー・ピチャイの言葉。

「気後れするほど高い目標を設定する」という、グーグルの働き方は、「失敗は名誉の証」とするCEOの考え方に紐づいていると感じます。

これに関係する話として、以前、NewsPicksに掲載されたグーグル日本法人の人事部長谷本美穂さんのインタビューの抜粋を紹介します。

谷本:グーグルの目標設定は、かなり高いですね。
記者:何パーセントくらい高くするのですか?
谷本:一つの指針としては、いわゆる“10X”と言われる10倍です。
記者:ロジカルに達成可能な目標が100だとすると、1000を目指すわけですね?
谷本:そうです。“ムーンショット”という言い方もされます。

〈学びポイント〉
失敗は、「ゴミ箱」ではなく、「宝箱」にしまおう。但し、同じ失敗を何度も繰り返してはダメ。

③「嫌われる勇気」という言葉は、厳密に言うと「嫌われることを恐れるな」という意味です(岸見一郎)

画像9

画像10

画像11

画像12

ベストセラー『嫌われる勇気』の共著者である、岸見一郎さんがNewsPicksのインタビューで述べた言葉。

岸見さんは、嫌われることを恐れている人というのは、他人の気持ちが分かりすぎる人と定義。そういった人たちの背中を押します。

人から嫌われるということは、自分が自由に生きている証しであり、自由に生きるために支払わなければならない代償です。

〈学びポイント〉
日々の人間関係に「摩耗」している人が、解き放たれるためには、「摩擦」を起こすことが必要。それによって、景色はきっと変わる。

④「言うことを聞かない」というのは、優秀な学生のサインです(ジェフリー・ヒントン)

画像17

画像18

画像19

画像20

AIの頂点に立つ男こと、トロント大学名誉教授のジェフリー・ヒントンがNewsPicksのインタビューで述べた言葉。

ヒントン教授の門下生は、グーグルやアップル、フェイスブックやアカデミアなど、あらゆるところで活躍しており、彼は「AIのゴッドファザー」と呼ばれる程、素晴らしい教育者でもあります。

良くない学生は、こちらが何を言っても信じてしまう。これだと、先生を超えることは出来ません。学生が先生を超えるためには、先生が言うことに対して「それは信じないぞ」と歯向かう力が重要なのです。

〈学びポイント〉
良い師弟関係や上司部下の関係とは、「対立」と「対話」、「反抗」と「反論」の違いを、お互いが正しく理解できている関係。

⑤親が知らない会社に行った方が良い(村上憲郎)

画像21

画像22

画像23

画像24

グーグルで日本法人社長を務めた村上憲郎さんが、NewsPicksのインタビューで述べた言葉。

就活生、若者に向けたエールの中で、村上さんは「ママが喜ぶような会社はダメ」と警鐘を鳴らします。

親孝行として、今まで学費を出していただいた両親に喜んでもらうのは、確かに美談のように聞こえるけれども、それだけでは21世紀は生きていけへんよね。

〈学びポイント〉
「沈まない船はない」。どんなに良い環境に身を置いていようと、自らが努力しない限り、絶対に安全な環境はないし、運命も切り拓けない。これは、若者だけでなく、全ての世代が留意すべきこと。

終わりに

人は生きていると、「めざすところ」が明確にあっても、迷ったり、ブレたり、歪んだりする生き物だと私は考えます。そんな状況に陥った際に、そこから抜け出す手助けとなってくれるのが、先人や先達の言葉(=教え)だと思っています。

このnoteを読んだ方が、日々の悩みごとの解消や、前を向くきっかけになれば、幸いです。

それでは、また。

文:土山 晴矢(Twitter

🦓 🦓 🦓

NewsPicksのTwitterアカウントもあわせてどうぞ。


この記事が参加している募集

私のイチオシ