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【#論点提起】発想を転換し社会システムをリデザインできるか如何


コロナ禍のその後

コロナ禍のパンデミックが収束(日本においては、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを2023.5.8に5類に移行)してから1年余が経過した。現時点において、新型コロナ関連死者数10.6万人(2020~2023年の累計)、新型コロナワクチン接種に起因する死亡認定者数 618件(2024.6.10)となっている。新型コロナ関連経営破綻件数 累計9,774件(2024.5.31)、ゼロゼロ融資後倒産 累計1,500件。感染後遺症の問題、経営への影響は今後もしばらく続く見込みである。
そして、コロナ禍による変容の象徴的事象であったテレワーク実施率は現在、43.4%(従業員30人以上東京都内企業。2024.3)に落ち着いている。コロナ禍を受けての「変容」も今や聞かれない。

 資料:疾病・障害認定審査会 第18回 感染症・予防接種審査分科会 新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会 審議結果 2024年6月10日
資料:令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況 厚生労働省
資料:2024年5月の「ゼロゼロ融資」利用後倒産は67件 月間過去最多に並び、3カ月連続で60件超え 2024/06/06 東京商工リサーチ
資料:新型コロナ破たん 5月は274件が判明(5月31日現在)2024/06/04 東京商工リサーチ 
資料:テレワーク実施率調査 4月の調査結果 2023年05月15日 東京都産業労働局 
補:新型コロナの発生以降の経緯情報のアーカイブは「新型コロナウイルス感染症 特設コーナー by Japa」 を参照されたい。

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