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タイ最南端へ 45mmマニュアルレンズ写真日記 2024年6月22日

 タイ南部の主要都市ソンクラー県ハジャイ郡からさらに南へ、タイ南部国境三県と呼ばれる地域への国道42号線を走る。山越えあり。

 今年4月にも来た国道沿いの市場。2カ月もしないでまた当地に来る理由は、知り合いの娘の結婚式のため。

 魚の干物、塩辛、菓子、果物など何でもありで、かなり安い。海鮮物は一袋100バーツほど(円安換算で400円超)。

 市場裏のビーチ。天気が悪いので露出オーバー目で撮って、フイルム調の色味で撮る。特別な補正などせず、フォトショップ上で撮影時の色味をより忠実に出す「アドビ・ニュートラル」で開くだけ。

 ちょっとやりすぎた感あり。レンズが古いので、気を付けていないとコントラストが低くなる。古いフランス映画に出てくる海岸はこんな感じの色合いが多い(ような気がする)。

 ビーチわきで干されていた魚。これが市場で売られる。背景が青空ならもっと格好良く見える撮り方。

 パッターニー県の知り合い宅に到着。午後2時過ぎ、遅い昼食をごちそうになる。ちなみに当地域はテロ頻発のため、日本の外務省から渡航中止勧告が出されている。

 サイドカー。ショックアブソーバーと呼ぶのか、ダンパーと呼ぶのか、豪華に片方3本も付いている。裏手は翌日の結婚式に利用する空き地。

 夕方、ホテルを探しにパッターニー市街地まで戻る。ノーヘル&2ケツで道路の真ん中をタラタラ走るバイクの群れ。危ない。

 夕食を買いに外に出る。ホテル前の交差点。イルミネーションもイスラムっぽい。

 パッターニー市内には総合大学があり、町中は学生を中心とした若者が多い。屋根と脇の店名は正しいが、肝心の正面の店名はカタカナが入れ替わって「コネ」と失敗している。

 日本ではもう見かけないであろう、DATSUNのピックアップトラックが路駐されていた。ちなみに同通りは過去数回、爆弾テロに遭っている。過去2~3年は静か。

 ホテルの室内のテレビがブラウン管だった。ブラウン管は真空管の一種? この10年見かけなかったような気がする。

 カメラのシャッタースピードを上げれば、ブラウン管テレビのイメージどおりの走査線? が映り込む。

今日の制約:Carl Zeiss Tesssar 45mm F2.8 カールツアイスというかコンタックスというか、とにかく伝説のパンケーキレンズ。日本語で「鷹の目」と評されていたが、英語でググってみてもわずかにヒットするだけで、しかも「Eagle's eye」、鷲の目と出てくる。日本人の訳し間違い? 評価に恥じず、確かに軽快な撮影ができる。逆光時のフレアが辛く感じる。

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