タイ最南端から北上 2024年4月6日写真日記
テロが頻発する地域ということで、陸軍車両が朝の幹線道路を警戒。昔はそこらじゅうで治安部隊の姿を見かけたが、地元住民との良好な関係を維持できず、最近は極力目立たないように振る舞っている。
知り合いの家に寄ってあいさつ。1,000キロ北のバンコクに向かう。左の姉は6月に結婚予定。
昨日訪れた海岸沿いの市場で見かけた巨大な貝が忘れられず、また寄ってみる。幅10センチほど。
ひたすら北上。パッターニー県から200~300キロのナコーンシータンマラート県辺り。海岸線に沿って伸びる道路。
ナコーンシータンマラート県都のナコーンシータンマラート市に到着。当地で最も知られた仏教寺院「ワット・プラ・マハータート・ウォーラマハーウィハーン」。「影が出ない奇跡の仏塔」と評されるが、そんなことはないと思う。
同寺院は過去にも訪れたことがあったが、中に入ったのは初めて。相当な数の仏像が安置されていた。
アユッタヤー(アユタヤ)時代に活躍したといわれる日本人、山田長政の記念碑?が立つ。「この地に眠る」と彫られているので、慰霊碑? 碑が建立された当時の日本の首相、森喜朗氏の名前も刻まれている。
山田長政は当時のアユッタヤーの日本人村で頭領となり、戦役で現在ナコーンシータンマラートとされる地に趣いた。ただ、アユッタヤー時代にそのような活をした日本人がいただろうが、彼が山田長政であったかどうかは非常に怪しいらしい。
山田長政の碑の近くにいた子牛。夕日を避けて頭だけ小さな木陰に隠している。
ナコーンシータンマラートは大きな県で、いくら走っても抜けられない。途中のガソリンスタンドにきれいな鳥がいた。
娘が手を伸ばすと指を指を噛んでくる。日中は入場料30~40バーツ(円安換算で120~160円)ほどで中に入れるが、すでに夕方で入口は閉まっていた。
日が暮れそうなのに、まだナコーンシータンマラート県内。でも水平線に霞んで見える島は、隣県スラーターニー県の国際リゾートのサムイ島。
ちょっとした休憩所になっていて、通りがかりのドライバーが記念撮影をしている。
数キロ進むと、もう一つの撮影スポット。みんなここで再び車を停めて、記念撮影している。
道路だけ撮ってみるが、どこにでありそうなカーブ。誰かが何となく写真を撮ってSNSなどに投稿、それを見た人が「自分も行かなきゃ」となっただけ、ような気がする。