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【ポイント】エンゲージメントを高める為に必要な4つの事

こんにちは。NEWONEの降旗です。

人事・組織分野においても、エンゲージメントと言う言葉が
よく出てくるようになりました。
一方で、エンゲージメントが大事だという話や、
エンゲージメントを測定してみるという話はよく見かけますが、
実際に何をやればエンゲージメントが高まるのかという観点では、
様々な意見があると思います。そのエンゲージメントの高め方について、まとめてみたいと思います。

入社して約1年間経った今感じるエンゲージメントを高める為に
必要な事を4つにまとめましたので、何かの参考になりましたら幸いです。

その壱:ならでは能力の発揮

まず1つ目は、「“ならでは”能力の発揮」です。
「自分ならでは」の力を発揮することが、
この会社・仕事を行う意味になるというものです。

自分独自の能力を発揮するということは、
自分がいなくなると成り立たなくなる可能性もあり、
存在意義が高まります。
昨今、人の「強み」にフォーカスする風潮もありますが、
その人なりの強みを活かす環境を作ることが、
その仕事を行う意味を高め、エンゲージメントが高まる傾向があります。

自分はオンリー1でありたいという志向性が強い方や、
求められる期待に対して意気に感じることが多い方には、
このパターンが有用です。

デールカーネギーの言う「重要感を持たせる」というのは、
まずは、「自分は社会に必要とされている」
この職場から必要とされている」事とも言えます。
その為にもならでは能力の発揮は重要だと考えられます。

その弐:良き仲間との一体感

2つ目は、「良き仲間との一体感」です。
ビジョンに向けて良い仲間と一丸となって進めたいという
気持ちがあるというものです。

一緒に働く仲間や職場自体に愛着があることで、
そこで一緒に貢献したいという意志を引き出します。
ビジョン浸透や相互理解、心理的安全性を高めることが大事だという
風潮もありますがそもそもが良い場であることが、
エンゲージメントを高める傾向に繋がります。

チーム内でサポートしあうことが大事な職場や、目標に向かって皆で一丸となって進めることが好きな方には、このパターンが有用です。

戦場に1人駆り出され、孤独で不安だったとしても
背中を守る仲間がいればどこからか力が湧いてくるものです。
その人数が増えれば増えるほど士気は高まります。

良き仲間との一体感の重要性を感じます。

その参:価値創出への没頭

3つ目は、「価値創出への没頭」です。
自分は何のために働くのか意味ある価値を出すことが
やりがいにつながるというものです。

社会課題を解決することに問題意識が高い人が増えている昨今。
また、特に若手世代において、「その仕事を行う意味はあるのか」を問う
傾向が強まっているとも言われます。
意味ある仕事だと捉えることが、その仕事への没頭感につながります。
だからこそ、一つ一つの仕事の意味づけは、
エンゲージメント向上において大事です。

社会課題を解決したいという気持ちが強い方や、
今までには無い新たな価値を創造したいという気持ちが強い方には、
このパターンが有用です。

答えの無いものに答えを出していく事で価値は生まれますし、
そのプロセスこそが自身の成長に繋がります。
価値創出への没頭する事で組織へのエンゲージメントは高まります。

その肆:今後への成長期待

4つ目は、「今後への成長期待」です。
今の仕事経験がなりたい自分につながる。
だからこそ力を出す意味になるというものです。

人生100年時代と言われている昨今。
自分はどのようなキャリアを歩んでいくのかと向き合うことがより求められます。
そういった中で、自分自身がこうなりたいというものが
明確な方にとっては、そこに繋がっていく経験やスキル獲得に対して
プラスの意味づけが出来ます。
企業内におけるキャリア開発支援が増えてきていますが、
将来の自分と今の仕事のつながりを認識することが、
エンゲージメント向上につながります。

自分自身の明確な目指す姿を持っている方や、
将来に向けて自分の武器を持ちたいという気持ちが強い方には、
このパターンが有用です。

エンゲージメントを高める上で大切な事

恋愛において、絶対的なマニュアルがないのと同じように、
エンゲージメントを高めることはその人のタイプによってポイントが異なります。

また、創造性を要求される仕事、比較的ルーチンな業務を皆で一致団結して進める仕事等、仕事の特性によってもポイントが異なってきます。

すなわち、エンゲージメントを高める上で大事なことは、
まずはその人の状況を知ることです。

その上で、本人の主体的な意志を引き出し、
この仕事を行うことは「自分にとって意味がある」と捉えることが
出来る状態を作り上げることができるかどうか。

先ほどの4つのパターンも、どれか一つのみが適応されるものではなく、
2つほどフィットするとか、優先順位があるなどもあると思います。

大事なことは画一的ではない前提をもって関わること。
パターンを活用して、個別対応していただければ幸いです。

~すべての人に働き甲斐を
 すべての組織をONETEAMに~

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