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ビジネスマネジャー 検定 合格のための勉強法

本日は私が合格した、ビジネスマネジャー検定について勉強法や使用したテキストをご案内します。

ビジネスマネジャーとは?

企業組織の要である
管理職(マネジャー)の土台づくり

管理職(マネジャー)は、企業と社員の結節点として、“経営ビジョンの浸透”や“事業戦略の策定・遂行”、“チームのモチベーションの向上”、“人材育成”などの多様かつ重要な役割を担っています。

まさに企業の浮沈の鍵を握る要の存在です。

しかし、経営環境が絶え間なく変化する中、課題ごとにゼロから理論や手法を学び始めるマネジメントでは対応が遅れ、取り残されてしまうでしょう。

マネジメントの成果(=アウトプット)を出し続けるためには、知識・理論の習得(=インプット)が不可欠です。

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ビジネスマネジャー検定試験は、マネジャーとして活躍が期待されるビジネスパーソンに対し、その土台づくりのサポートを目的とし、「あらゆるマネジャーが共通して身につけておくべき重要な基礎知識」を効率的に習得する機会を提供します。

ビジネスマネジャー検定HPより引用

という事で、マネジャーとしての役割と心構え、人と組織とのマネジメント、上司部下とのコミュニケーション、経営計画、リスクマネジメントなどの内容を体系的に学ぶ事ができます。

すでに管理職をしている方はもちろん、これからリーダーを目指す方にとって基礎的な内容を幅広く学べる検定となっています。

その歴史は浅く、2015年よりスタートした東京商工会議所が認定する試験となります。

合格率

◾️2015年度
受験者数 14,881人 実受験者数 13,869人 

合格者 7,852人 合格率 56.6%

・第1回 72.6% ・第2回 39.8%

◾️2016年度

受験者数 11,397人 実受験者数 10,380人

合格者 4,685人 合格率 45.1%

・第3回 64.4%

・第4回 24.5%

◾️2017年度

受験者数 11,828人 実受験者数 10,652人

合格者 5,845人 合格率 54.9%

・第5回 41.9% ・第6回 68.9%

◾️2018年度

受験者数 14,171人 実受験者数 12,814人

合格者 7,387人 合格率 57.6%

・第7回 56.6% ・第8回 58.7%

◾️2019年度

受験者数 11,927人 実受験者数 10,777人

合格者 5,896人 合格率 54.7%

・第9回 70.8% ・第10回 36.6%

合格率はならすと50%なのですが、新しい検定ゆえか、その回によって合格率が極端です。

直近2回は、70.8%、36.6%と差が開き過ぎな気もします。

ちなみに、私は運が良い事に70.8%の回で合格しました。

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勉強期間

勉強期間は一カ月程度です。
平日は毎日1時間程度勉強し、土日は図書館にこもって勉強していました。

使用したテキスト

ビジネスマネジャー検定試験公式問題集 [ 東京商工会議所 ]

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一発合格! ビジネスマネジャー検定試験 要点マスター&問題集第2版 [ 山崎秀夫 ]

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使用するテキストは以上2点で十分です。

私は慎重派なので、更に過去の問題を勉強するために、1回〜4回の過去問が収録されたこちらも買いました。

マネジメント教科書 ビジネスマネジャー検定試験(R) 過去問題集 第1回〜第4回

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公式テキストももちろん存在するのですが、正直言って文字とページが多すぎて買う気が起きませんでした(笑)

100点取りたいという方以外は、無くても全然問題ないです。

勉強法

まずは1回「一発合格! ビジネスマネジャー検定試験 要点マスター&問題集」を全て一読します。

分からない箇所は飛ばしてまずは読み切りましょう。

まずはアウトラインを掴む事が大切です!

練習問題は解かなくてオッケーです。

公式テキストと違い、レイアウトがすっきりしていて、図解も多いのでとても読みやすいです。

普通にビジネス書として役に立つくらいのレベルです!

一読が完了したら、次はもう一回テキストを読み切ります。

今度は練習問題も解いていきます。

それが終わったらもう一回練習問題を解きながら、テキストを精読していきます。

暗記用の赤いシートが入ってますが、特に使わなかったです。

アウトラインも掴んでいない中で、無理やり暗記しようとすると挫折するので。

3回も読めば、概ねの内容が頭に入ります。

ここでポイントとなるのは、「損益分岐点比率」や「固定長期適合率」などの計算問題は捨てる事です!

財務系が得意な方はもちろん習得して頂きたいのですが、私はどうやっても頭に入りませんでした(笑)

しかも散々苦労してここで得られる得点はせいぜい4点で程度。

4点のために多大な時間を費やすのはハッキリ言って無駄です!

このセクションで足止めするくらいであれば、捨ててしまいましょう。

もちろんテストでは空欄にはせず、適当に選択すればオッケーです。

それが終わったら、ビジネスマネジャー検定試験公式問題集 [ 東京商工会議所 ]を解きます。

実施会ごとに回答と自己採点が終わったら、分からなかった箇所をテキストでおさらいします。

間違えた問題は後で分かる様にチェックを入れておきます。

一通り過去問が解けたら次は間違えた問題を正解するまで解きます。

とにかくこの試験は文書がやたら長いです。

過去問をひたすら解く事で、長い文章からポイントを見つけ出せるようになります。

最初はとにかく問題文読むだけで眠くなります、、、何が書いてあるかよく分からない状態が続きますが、ある時頭にスッと入ってくる瞬間が訪れます。

また、文書の穴埋めで、解答を選択するような問題は先に解答郡に目を通しておくと、解答しやすくなります。

また、仮想通貨などその時代にマッチした時事問題も試験には出題されます。

普段から日経新聞を読んでいる方やニュースを気にかけている方であれば、それほど難なく解ける事でしょう。

もしくは、一般常識に当てはめて解答すれば意外と解けたりします。

余裕がある方は、マネジメント教科書 ビジネスマネジャー検定試験(R) 過去問題集 第1回〜第4回も解いてみましょう。

この過去問題集は第2回がやたらと難しいので、問題を飛ばしまくって、問題の解答に目を通す程度でもいいでしょう。

以上が勉強法となります。

合格のボーダーは、100点中70点です。

よほど難解な回では無い限り、そこまで難しい検定ではありません。

管理職としての知識のおさらいをしたい方や、次世代リーダーを目指す方は是非受検をお勧めします!

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